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【9/14広島戦●】歓喜の瞬間に、めいっぱい喜ぶこと。

ほんで結局負けるんかい!!!!!!!と、私はテレビを消す。「え、うちが勝ったらこれ、神宮で『阪神優勝おめでとうございます』みたいなスクリーン流すんかな?ハマスタでやってくれたみたいなやつ。まあ、ええけどね?」と、えらそげに言っていた2時間前の自分をぶっとばしたい。負けるんかい。

結局、うちが勝とうが負けようが、阪神は自力で優勝を決めた。優勝直前に失速するとかのあるあるも全くなく、勢いに乗ったままそのまま優勝に突っ込んでいった。強かった、ただただ、強かった。

この二年、阪神はずっと悔しい思いをしてきた、と思う。「あれ」の文字がよぎるたび、その悔しい気持ちを思い出し、いやいやまだ口にしてはならぬ!!と、最後まで昂る気持ちを抑えながら、とうとう、その瞬間を迎えたのだ。

その気持ちが、手に取るようにわかる。悔しい気持ちも、嬉しい気持ちも、どちらも、痛いほど。

そして改めて思う。うれしいときは、いっぱい喜んでいいのだな、と。もう、何より最高にうれしいと思うその瞬間の気持ちは、その瞬間の気持ちだからこそ、めいっぱい、思いっきり、飛び上がって喜んでいいのだな、と。優勝からすっかり遠ざかった今、心からそう思う。

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