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【7/28,29横浜戦●◯】日常と、非日常の間で
息子が一人で宮古島にやってきた。去年も、塾の夏期講習があったので一人でやってきたのだけれど、そのときは空港まで夫に送ってもらい、ついでに搭乗口まで送ってもらったので、まあ問題なくやってくることができた。
が、今回は、夫も仕事で家におらず、しかも息子は朝から部活で、部活後に一人で準備してシャトルバスに乗り羽田まで行き、一人でチェックインと保安検査を済ませ、そして一人で飛行機に乗ってやってきた。空港まで迎えに行くと、スーツケースを転がした息子はもはや「がんばって一人で飛行機に乗ってきた子ども」というよりは、「楽しい旅行にやってきた若者」という感じに見えた。大きくなったもんだ。
「ねえなおみちがさ!!!!!」と、合流するなり息子が話し始める。そうなのよそうなのよなおみちがさ!!!と、こちらも積もり積もった話(そう、なおみちの話)を伝える。息子の宿泊研修の間に私とむすめはこちらに着ていたので、なんだかんだ5日ぶりくらいに会う息子はまたもや成長したように見える。「会わなかった間の話」というのは、なんだかとても、楽しいものだ。
そして「会わなかった間」、ヤクルトはとりあえず一勝もしなかった。勢いづいていたような気がするあの数日もつかの間、また元気に連敗していた。ほんとうに、宮古島で見るヤクルトの試合というのは、勝たない。
でもそれはそうとして、息子はもう一人で宮古島にくることができる。初めて一緒にきたときは、ベビーカーに乗ってすやすや寝ていた息子だ。時の流れというのはほんとうに、あっというまに、自分を全然見たことのない景色まで連れて行く。
大好きなステーキ屋さん、ダグズグリルで三人で夜ごはんを食べながら、横浜戦を見る。そういえば、去年ここに来た時に、隣に座ったお客さんが、ヤクルトファンの彼女と、ベイスターズファンの彼のカップルだったことを思い出す。身につけていたものが明らかにそうで、私と子どもたちは顔を見合わせて「…!!!」と、なっていた。声をかける勇気がなくてお話できなかったのだけれど、あのカップルは元気にすごしているだろうか。今回のトレードで盛り上がっているだろうか。どうかなおみちのことをよろしくお願いします。
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