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【4/26横浜戦●】どれだけ絶望してもやっぱりそこに希望があるのが、プロ野球のいいところなのだ

チームの調子が良いときというのは、こうして先発が踏ん張ってくれていると「今日はこのまま行けるかもしれない!」と、思う。そして、例えばそのあと失点してしまっても、「2点差なら…!」あるいは「3点差くらいならなんとか…!」と、なんとなく思えるものである。例えばWBCのときなんかは、3点差がついてもなお、まだいけるんじゃないか、という気持ちがあった。これくらいなら、なんとか…!と、どこかで思えるのだ。

だけどチームの調子が良くないとき、連敗しているとき、そういうときは、3点差がもう、とんでもなく重たい壁に見える。3点差をつけられた瞬間に、「ああ今日もだめか・・・」と、どよんと思ってしまう。見ている方がこうなのだから、プレーする方もやっぱりある程度、調子の良し悪しで気持ちの持ちようは変わってくるだろう。その3点は、投げる方にも打つ方にも、今は重く、とても重く、のしかかってくるかもしれない。

ヤクルトを応援する中で、「連勝」よりは、「連敗」の方が多く目にしてきたと思う。「調子がいいとき」よりは「あんまり調子がよくないとき」の方が多かった気がする。打っても打っても勝てないときがあれば、どれだけ必死で守っても打てなくて勝てないときだってあった。負け方には、ほんとうにいろんなパターンがあるのである。それはもう、おどろくほどに。

そのたびに私は、「ああもうずっと勝てないんじゃないか」みたいなことをつい、思ってしまっていた。そう、たった1点の失点が、ほんとうにほんとうに重くのしかかるのだ。うまくいかないとき、というのは、そういうものだ。なにをしてもうまくかないような気が、してしまう。

でもそういえば、こないだ息子が「あー今日も野球あるね!!僕さ、この、あー今日も野球あるんだ、って思う瞬間がすごい好きなの。すっごいうれしいなあって思うんだよね」と、言っていた。

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