ふわもこパジャマなエッセイ

あやうく一生懸命生きるところだった というタイトルの本を読みました。

この本はふわもこパジャマのようなエッセイです。

女の子が冬に着るパステルカラーのふわもこパジャマ。

肌ざわりがよくて、温かく、目にも可愛い、ふわもこパジャマ。

文字のひとつひとつが優しいのです。

だけど、パジャマは外には着ていけません。

自分の家でほっとしているときに着るふわもこパジャマ。

大っぴらに見せるものじゃないけど、自分の心の居所に

この本もとどめて置きたいです。

本の作者は韓国人の方なのですが、日本と韓国は

集団意識が強い、という価値観があり、共感できることがあります。

国民性が出ている本であるともいえます。

話は、主人公である作者の方が、会社をやめることからはじまります。

この方は会社をやめて、企業して成功したわけでもありません。

ただそっと寄り添う文章がそこにはあります。

#読書の秋2020

#あやうく一生懸命生きるところだった