川が多い岐阜県。 中でも特に水質が良いと有名な板取川。 その川のヤナでとれた鮎料理は格別だ。 「ヤナ」とは、鮎やマスなど川魚を獲る漁法のひとつだ。 川の流れを堰き止め、木杭や竹で組んだヤナに流れ込む魚を獲るという方法で、平安時代よりも前から存在したという歴史ある漁法である。 ヤナの近くの食事処はだいたい屋外になっている。 開放的された空間で、側を流れる美しい板取川の流れに癒されながら、味・香りともに極上の鮎を味わうことができるのだ。 コース料理になっていて、鮎の
あることを知った前と後では、 その印象が大きく変わることがある。 長野県松本市。美しい松本城と古い町並み。 そして松本市美術館。 入り口には、ドット柄の大きな花のオブジェ。 松本市出身 草間彌生さんの作品だ。 私は彼女のことはよく知らなかった。 明くてポップな現代アートを作る人。 だからその人も明るくポップな人生を送っている。 そんな認識だった。 美術館の中には小さな図書館があって、彼女の本がいくつかある。 彼女の文章は、とても素敵で、私は2時間読み込ん
あやうく一生懸命生きるところだった というタイトルの本を読みました。 この本はふわもこパジャマのようなエッセイです。 女の子が冬に着るパステルカラーのふわもこパジャマ。 肌ざわりがよくて、温かく、目にも可愛い、ふわもこパジャマ。 文字のひとつひとつが優しいのです。 だけど、パジャマは外には着ていけません。 自分の家でほっとしているときに着るふわもこパジャマ。 大っぴらに見せるものじゃないけど、自分の心の居所に この本もとどめて置きたいです。 本の作者は韓国人