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論理的に伝える・論理的思考に慣れるために

マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで300人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

誰かに何かを伝えている・教えている時、
「これは何故なんですか?」
「どういう順序なんですか?」
と聞かれて、

「えーっと、なんかこう、、雰囲気でやるんだよ!」
「それは、、センスかな。(ドヤ顔)」
なんて抽象的にしか答えることが出来なかった事はありませんか?

確かに森羅万象全ての事象を論理的に説明することは難しいでしょう。
しかし何かを伝えている時に、論理的な相手が論理的に納得しなければ伝えている意味がありません。

ここでは
「論理的思考で伝える」
という考え方をお話しします。








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①ゴールを定める
まずは最終的に何を伝えたいのか、何をしたいのかを頭の中に思い浮かべてください。
重要なのはしっかりと文章・言葉(日本語)にするということです。

言葉に翻訳することで散らばっていた様々な可能性を固めていきます。
これは作詞の作業にも似ています。








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②到達するために必須な項目を挙げる
伝えたいこと・ゴールが決まったら、そこに向かうために必要な要素を挙げていきます。

例えば、
・それを証明する事例
・それを構成している物や現象
・専門的な必須用語や必須機材
・難しい内容の箇所は何かに例えたり、その例えるネタを考えたり
・この瞬間はどう思うか、どういう感触か、どう見えているか
・類似した何かと比較したり
・相手が知っていそうな言葉に変換したり
・取り組み始めた時の感情、完成した時の感情

などなど、様々な視点から考えることをオススメします。
相手が1人でも複数でもおおよそ上記の要素をしっかり押さえておけばかなり伝わりやすくなるでしょう。







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③全てを一本の線で繋げてゆく
要素が出揃ったら、それぞれの情報をくっつけていきます。
ゴールに向かって順序良くチェックポイントを設置していくイメージです。

この時に活用するのが、「接続詞」です。
「だから〜になる。」
「ということは〜」
「しかし、〜は異なる。」
「したがって、〜になる。」
「やっぱり〜だった。」
「例えば〜も同じ。」
「この時は〜の状態」

・順当に行く場合の接続詞
・逆に行きたい場合、あえて逆を説明してから戻る場合の接続詞
・理由を強めていくための接続詞
・時系列を整理するための接続詞
など、様々な接続パターンを使えるようにしましょう。

これらを順に繋げていくことができれば、あなたの説明や意志は矛盾することなく、そして相手も納得する論理になっているでしょう。




いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
自分の人生を楽しく、幸せにするために是非実践してみてください

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まとめ
①最終的に伝えたいことをしっかりと文章にする。
到達するために必須な項目を挙げていく。
③それらをゴールに向かって順序良くチェックポイントを設置するがごとく繋げてゆく。

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実践ガイド
 ①頭の中で言語化するのに手こずる場合は、紙やスマホのメモに文章を書いていきましょう。
ペンを握る・走らせる行為で触覚を刺激し、
文字が目に入ることで視覚を刺激します。
五感もサポート的に生かしてあげるとより効果的です。

②必要な要素やそれらを繋げていく作業も紙をオススメします。
紙であればペンで簡単にフローチャートを作ったり、図を描くことも出来ます。
言葉にしづらいものは絵や図を描いて、そこから言葉を導き出すのも手段の一つです。

③接続詞は矛盾を無くすキーアイテムです。
普段から自分の話す内容にうまく接続詞を取り入れていきましょう。
また、少し俯瞰した客観的視点も同時に持って、リアルタイムで矛盾してないかチェックしながら喋れるようにしましょう。

④論理的な友人やツッコミが上手な友人がいれば、その人と話すのも矛盾をなくす特訓になります。

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このマガジンでは音楽教育の現場で学んだ視点・考察などを綴っていきます。
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