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インターンプログラム【18】~「利用の活性化」とミュージアム~

この回では、第3回インターンアンケート(2022.2.4発信)の「記述式設問」に関連して、「利用の活性化」について考えます。(2022.2.6)

🌕〈S〉
第3回インターンアンケート(2022.2.4発信)にあるのは、次のような「記述式の設問」です。

このプロジェクトのメインテーマは、「Museum-alive」という言葉に込められています。この言葉には、ミュージアムが私たちにとって、 "生き生きとした場所であって欲しい" という願いが込められている反面、利用されず「Dead」な状態にあるミュージアムが、決して少なくないことをも示唆しています。
利用が少なく「Dead」な状態にあるミュージアムを、いきいきとした「alive」な状態するには、具体的にどのような方法があると思いますか。
●「Dead」な状態にある「原因・理由」
●望ましいと思う「alive」な状態
●「alive」にする具体的な方法
をあげてご提案をお願いします。
800字以上を目標にお考えください。

🌕〈S〉
ミュージアムの「Dead」と「alive」とは何か?
を考えるための設問ですね。

利用が少なく「Dead」な状態にあるミュージアムを、いきいきとした「alive」な状態するには、具体的にどのような方法があると思いますか。

という設問なので、
利用が少ないのが「Dead」な状態
利用の多いのが「alive」な状態
と考えると、「集客」の問題と捉えればよいのでしょうか?

🌑〈AC〉
「利用」の「多い少ない」というのは、
「原因」があるから、「結果」としてそうなるというだけではないでしょうか。
「Dead」な状態にならざるを得ない「原因」があるなら、いくら宣伝しても大した変化は起こらないはずです。

本当に利用したいと思う価値を提供していれば、宣伝などしなくても「口コミ」で伝わる時代ですし、
「リピーター」は、リピートして意味のある場合にしか生まれません。

🌕〈S〉
たしかに、
「原因」の追究なしに、「集客を頑張れば解決する」という考えは、
「問題の本質」から目をそらしてしまうことになるのかもしれません。
「本当の原因は何か」を追究し、
「それを解決するにはどうするか」を具体的に考える必要がある

ということなんですね。

🌑〈AC〉
それではまず、
⚫「Dead」な状態にある「原因・理由」
を考えるには、
特定のミュージアムを思い浮かべて、具体的に考えてみると、「本当の原因」がわかるかもしれません。

🌕〈S〉
その時、
「インターンプログラム」に出てきた「視点」が役に立つかもしれませんね。

🌑〈AC〉
つぎに、
●望ましいと思う「alive」な状態
ですが、
「本当の原因」が見つけ、
「その原因を解決して実現する姿」を、
具体的に思い描く
つもりで、考えてみてください。

🌕〈S〉
これも、特定のミュージアムを想定するとわかりやすいでしょうか。

🌑〈AC〉
最後に、
●「alive」にする具体的な方法
ですが、
「すぐにやれること」
はもちろん、
「簡単にはできないようなこと」
「全体の方向性としてなら言えること」
でも構いませんので、大胆に考えてみてください。

🌕〈S〉
わたしも、
「大胆に、楽しく考えてみます!」

🌑〈AC〉
どうぞ、
「気楽に、お考えください!」

つづきは、また次回。

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