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《栃木》那珂川町馬頭広重美術館

ドライブがてら栃木県那珂川町へ行ってきました!
建物は隈研吾氏が設計しており、2000年に開館。
老朽化により雨漏り等が発生しているため2025年4月から大規模な改修工事を計画しているらしい。
改修費は3億円見込み!!
そのうちの1,000万円はクラウドファンディングと
企業版ふるさと納税で募集中とのこと。
たしかに、木材部分は腐食してるけど、館内などは綺麗で洗練されたデザインだった。

今回の展示はこちら。
グルメ好きだから浮世絵入門として楽しめるかと思って選んでみた。

美味しそうに食べてる
第一展示室は妖怪たち
鬼女が好いた男性を焼き殺したって書いてあって
「なんで!?」いゃ、最上級の「ぬんで!?」って笑えた
天城越えみたいなことなのか?
誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか的な?
主版が展示されていたけど
物凄い細かく掘られていた(*_*;
技術を集結させて作られた作品たち
ぬんで!?(2回目)

前回 渋谷でみた浮世絵とはタイプが違っていて
浮世絵師の歌川国貞が描いた《土左衛門伝吉 松本幸四郎》や歌川広重が描いた《東海道五十三次シリーズ》などの実在する題材は親しみやすい。
よりリアルで精密。

1枚だけ人間の頭部を雀に変えた作品があった。
歌川国芳《里すゞめねぐらの仮宿》は天保の改革により遊女や芸者を描いた浮世絵の出版が禁止されたため雀で描いたようだ。

火事で焼失した吉原の遊郭が仮宅で営業を始めた
左下にグルメが描かれている

美術館周辺を検索したら
いわむらかずお絵本の丘美術館があったので
行ってみる🐭

次回→栃木

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