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【新企画】学芸員さんに聞く!博物館数珠繋ぎ企画① 横山大観記念館

こんにちは、ミュゼさぽ代表中尾です!お久しぶりNOTE!

我々のミッションの一つですが、博物館の楽しさや魅力を学生ならではの視点で発信するということに即し、今回から新企画を始めることにいたしました!
名づけて「学芸員数珠繋ぎ」!学芸員さんにおすすめの博物館を聞き、その博物館をレポートします。更にその博物館において学芸員さん(ご迷惑にならない範囲で)をお呼びし、またおすすめの博物館をお聞きします!それを繰り返し、いろいろな博物館を紹介するという企画!

第1回、記念すべきスタートは我らが横山大観記念館を選ばせていただきました!早速魅力をバンバン綴っていこうと思います!

↓↓↓大観記念館とミュゼさぽのつながりに関しては以下の記事もぜひ!↓↓↓

まさに「アットホーム」な記念館

 私は特にですが、昨年10月の謎解き企画で横山大観記念館とはコラボをさせていただいていたので、企画の段階でめちゃくちゃ何度もお邪魔させていただいておりました。
 なので、相当親しみ深く、なつかしさすら覚えるくらいなのですが、きっとその感覚は私が行き慣れているからだけではないと思います。

 横山大観記念館は名前の通り、横山大観のたくさんの作品を取り扱った記念館。記念館はなんと横山大観の実際住んでいた池之端の住居を改装して作られており、まさに「アットホーム」なんです!

 1階の写真撮影はNGなのでお見せはできませんが、玄関から入って廊下、居間から応接間である鉦鼓洞、2階の大観が絵を描いていた部屋など、ちょいと昔には大観が実際に過ごしていた空間だという事実…。
 もちろん歴史的な感動もありますが、何より居心地のよさがすごいんです。それこそ居間は畳張りですから、座って大観の冬の絵を眺める。
 掛け軸本来の楽しみ方ですね。静かな憩いの時間が流れます。

 写真撮影できないので絵をお見せすることも叶いませんが、大観先生定番の富士山を描いた屏風。迫力が凄まじいのだけど線の強みから来るものではなく、独特の色遣いと靄がかかったような雲海の描写がスケールを強調するようで、不思議とのめりこんでしまいます。

 「せっかく大観記念館に来たのに写真取れないのか…」なんて残念な気持ちになった方に朗報、2階は写真撮影が可能になっています!!
 2階といえば先程お話した通り大観先生が実際に絵を描いていた現場であり、お庭を見下ろす形で全貌を望めたり、不忍池が間近で見えたりと、そこまで広くないにも関わらずインスピレーションマシマシの素晴らしい空間が広がっています。

今の時期はお花など目立ちませんが、それでも非常に綺麗



 おそらく案内で最初は2階を観るようお話があると思うのですが、おススメの楽しみ方は一度2階を観た後に1階に下り、もう一度2階に帰ってくるという順序!
 大観先生の素晴らしい作品に感動しつつ、1階から見たお庭に癒されたうえで2階の眺望と画材を眺めると、「本当にここに大観先生がいらっしゃったんだ…」と感動するのは必至です!
 大観先生の等身大パネルもあるので、一緒に写真も撮れますよ!!意外と背が高く、若い時のイケメン写真なので少しドギマギしてしまいます(?)

 意外とそんなめちゃくちゃ大きい記念館でもないので、軽く寄ることもできると思います!上野散策に取り入れてみてはいかがでしょうか!

次回の博物館は…?


 ということで今回は横山大観記念館にお邪魔し、レポートを書かせていただきました!色々と関わりのある記念館とはいえ、意外に正面から魅力を綴ることはなかったので、改めて本当に楽しい憩いの記念館だなと再確認できましたね…。
 今回は館長さんにお会いでき、おススメの博物館をご教授いただきました。次の博物館は…
大田区立龍子記念館です!
こちらも日本画の巨匠、川端龍子の記念館ですね、めちゃくちゃに楽しみだ…。
横山大観記念館の方々、ご協力ありがとうございました!
また次回の数珠繋ぎでお会いしましょうー!

↓ミュゼさぽのXもぜひご覧ください!


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