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【女神たち】 #003 人生、悩みと決断の連続

今週も1週間お疲れさまです。

暑く楽しい夏がやってきましたね。
爽やかなフレッシュミントたっぷりのモヒートともに
あなたさまの心をほぐせますように…


悩み、決断した女神のお話


キャリアプランを考える上で
管理職(リーダー)を考えている方もいるでしょう。
女性初の部長になりたい、
後輩たちのサポートをしたい、
社会に変革を起こしたい、
上司に指名していただいたから、
目指す理由は人それぞれ。
理由がたくさんあるからこそ悩みそして選択が広がる。

梅雨の合間の晴れの日に私が会ったのは
明るいアッシュの髪色で目鼻立ちがはっきりとした
華やかな見た目とは反対に、
自分に厳しくストイックな彼女は美容師の店長。
今回の話の女神だ。

店長としての彼女の守備範囲は美容師としての業務に加え、
店舗運営や後輩たちのメンタルケアなど彼女の仕事は多岐に渡る。

「美容師として楽しいと思うことを
後輩たちには大切にしてあげたいんだよね。
接客業だし大変なことも多い。
店長になる前から
業務後や休みの日でも
後輩たちの話を聞く時間はとっていたかな。
辛くて辞めてしまうのはもったいないと思って。
ずっと後輩たちのメンタルケアは大切にしているかな」

精神的な支柱としての存在が、
彼女のリーダー像だ。

その背景には彼女がアシスタントだった頃、
支えてくれた先輩の存在があった。

「ずっと私に時間を使ってくれたんだよね。
愚痴を言いたくなる時も優しく聞いてくれてさ、アドバイスはしないの。
ただ本当に聞くだけ。私にはそういう存在が必要だった。
だけど、私が本当に苦しんでいる時は
矢面に立って先輩と話してくれたりして。
それに救われたからさ」

右も左も分からない頃
業務中はアシスタントリーダーとして
業務後毎日ご飯を食べながら話を聞き、
精神的にサポートしてくれたのだ。

彼女が先輩の立場になった時、
自然と後輩たちに同じようにしようと決めた。

閉店後に後輩達に向けレッスンを行なったり、
休みの日にランチがてら悩み相談を受けたりと
過去の先輩と自分を重ねつつ
後輩たちが快適に働けるよう心がけていた。

人生の転機は突然やってくる。

美容師として、人としてのステージを
ステップアップしていたある日オーナーから手紙をもらった。
そこには「半年後、店長になってほしい」と記されていた。

「店長は目指していたわけではないんだ。
オーナーから店長になってほしいと手紙をもらって、
やってみようと思ったの。
ただ、迷いもあって…
たくさん悩んで相談して決意したんだよね」

しっかり者でストイックな彼女も
悩んでいた時期があったのかと思い驚いた。
そして、少し安心した。

人は岐路に立たされた時、
急には決断できず悩むのだ。
たくさん悩み、考え、相談し、考えを整理し決断するのだろう。

今日を生きる生活も、
明日を楽しむ日常も、
未来を輝かせる瞬間も
自分の一つの決断で決まるのだ。

だからこそ彼女はオーナーや店長を経験した先輩に相談した。
経験者の話を聞き、自分と向き合い、様々な経験をし決断したのだ。

決断から半年が経ち、
彼女は店長として
日々数字に向き合い、
後輩に向き合い、
自分に向き合っている。

人生にも管理職にも正解なんてない。
だからこそ難しい。
難しい日々を真剣に捉え、
懸命に生きる彼女の姿は逞しくとてもかっこいい。

TIPS:女神のリセット方法

1.海見ながら本を読む
趣味とかぶるんだけど、これは私にとって必須!
休みの日に地元の海でベンチに座って本を読むの。

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