メタ認知とふりかえり
「最初、これすごく嫌だったけど、あとからふりかえった時にあの時の自分がどのように考えていたかわかって面白いと思うようになった」
とか。
「この授業の構成自体が、この概念を知るためのつくりになってた」
とか。
このメタ認知をつかった研修やらワークショップやらがお得意な方からの影響だと思うのだけど、私もときどき使わせてもらっている。
大学生以降、成人の教育の場において特に有効だと感じている。
というのも、ある程度大人になると、その人の経験や知識というものが存在して、そこからの認識でものごとを捉えるようになる。
だから「どのように認知したのか」という枠組みを知ることで、その認識そのものも問うことができるからである。
小学校でも、「ふりかえり活動とメタ認知」と言われたりするけれど、成人ほどの驚きや発見に至ることは稀である気がする。
経験則でそう感じているだけで、本当にそうかどうかは知らない。