犬山城と木曽川の光景...とクラシック音楽
“Love knows Mt.Dog”
というわけで愛知の犬山(え?😆)にて撮影。木曽川とそのほとりに建つ犬山城の光景。
これを見たときにわたしの脳裏にはスメタナの「わが祖国」、とくに「ヴィシェフラト(高い城)」とモルダウ(バルタヴァ)」のことがよぎりました。
まあ日本はその歴史上においてスメタナの時代のチェコのような独立闘争を経験していませんが…
↓は犬山城の天守の最上階からの木曽川の眺め。柵がとても低くて高いところが苦手な人がここに立つとちょっと怖く感じるかも。
↓のCDはラフェエル・クーベリック指揮、ボストン交響楽団による「我が祖国」の録音(と+α)。1971年の録音。
彼はこの曲をなんと5回も録音しているのですが、これが全体的なレベルの高さからして「決定盤」となるのかな。
クーベリックとアメリカの楽壇との関係はけっこう複雑だったらしく、71年にメトロポリタン歌劇場の音楽監督に就任して蜜月が到来したかと思うと74年には辞任、ボストン響との関係も同時期に終わってしまいました。
なんでも1972年に退任したウイリアム・スタインバーグの後任としてボストン響の音楽監督に迎え入れる、なんて話もあったそうで。もし実現していれば彼とアメリカ楽壇との関係も、さらには実際に後任になった小澤征爾のキャリアも大きく変わっていたことでしょう。「セイジ・オザワ松本フェスティバル」も開催されていなかったかも。
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