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山形旅行 SUIDEN TERRASSE

山形旅行記のホテル編です。

旅の発端はInstagramで見た「スイデンテラス」の写真です。水田が日の光でキラキラしていて、建物や雲が水面に映っている風景。高いものがなく開けていて、遠くに山々。水田の上に立つホテルに憧れました。いつか行ってみたいなと。

思い切って来てよかった。こういう風景は私には非日常です。静寂の中にも音があるのだと猿之助さんが言っていたけど、その通りだと思いました。

鶴岡駅からタクシーで5~6分。まずは写真で見た光景に大興奮です。お天気に恵まれて幸せでした。

逆光。。水田に建物が映っています

振り返るとこんな感じです。広い!

ホテルのまわり360度が水田

中に入り階段を上がると(エレベーターもあります)レセプションがあります。スタッフの方の対応も親切で嬉しい。

レセプションから振り返ると昇ってきた階段

ホテルは、建築家 板茂氏の設計です。とはいえ、失礼ながら作品を知らない私です。この写真のフロアがとても気に入りました!中央のレセプションを挟んで、レストランとテラス&共用ライブラリーがそれぞれサイドにあります。天井が高くて見通しがいいのが好きでした。

部屋やスパのアメニティも最小限で、キーもオートロックではありません。最新の環境に慣れている方は不便かもしれませんが、私はいつも使いきれないアメニティに困っていたので快適でした。その代わり、フロントとの連絡はタブレットでスッキリしていたり、部屋に一つ、エコバッグをプレゼントしてくれたり。些細なことが嬉しかったです。

部屋にあるものと同じライトがラウンジにもありました。とにかく全てに木の温もりを感じて癒されました。

温かみを感じます

宿泊棟は3棟ありました。田園ビューの部屋ではなかったけど、窓はが大きく明るいお部屋。木の風合いが心休まり気に入りました。

で、期待していたのがサンセット!18:45くらいが日の入りなので少し前からテラスで待機。これぞニッポン!!という風景。時間の経過を写真でどうぞ。

座った直後
雲が水田に映って綺麗
日が沈む直前
多くのお客が撮影していました
マジックアワー
とても幻想的でした

1時間くらいは眺めていたでしょうか。一瞬たりとも同じ景色はないので見入ってしまった。日本って素晴らしいと改めて思う。聞こえるのは鳥の声、山と空と水田。日本ならではですね。心や体が緩んで心地よく、とても満たされました。

この後はスパに行ってさらにユルユルに(笑)露天風呂ではカエルの大合唱にびっくりでした。フィンランドサウナは入りませんでした。そして、ショップで調達したもので部屋飲み。猿之助さん出演の「鶴瓶の家族に乾杯」を楽しみました。相変わらず自由で面白かったです。まさか山形で見ることになるとは。

ベッドも体に合いぐっすり。早起きをして朝食ビュッフェへ。少し肌寒かったけどテラスで楽しみました。

テラスからは月山が見えます

地元、山形庄内の食材と、有機農業に取り組む自社農場のお野菜を使った和食です。なんと言ってもご飯と漬物が最高に美味しかったです。お米は’つや姫’。白米と玄米を食べ比べできます。玄米は7対3で白米とブレンドしてあります。玄米のほうをお代わりしちゃった。

赤カブの漬物が気に入りました

郷土料理の’孟宗汁’は酒粕入り。最高です!

お野菜も新鮮でたくさんいただきました

つや姫、最高!お隣のベビーチェアの子がもりもり白米を食べてた(笑)美味しいものは年齢関係なし。

白米と玄米の食べ比べ

配膳スタッフの方と、ごはんをよそってくれた方とお話しました。若い女子と話すの大好きです(笑)二人とも笑顔が素敵で礼儀正しい。スマートで生き生きして眩しかった。食事がよりおいしく感じました。有難う。もちろん二人だけでなく皆さんが丁寧で素敵でした。

タクシーを呼んでいたので、それまで館内を散策。ショップもオシャレで、地元のお土産物もありました。

並べてあるだけで可愛い

地元のアイスもありました。

カップが可愛い
共用ライブラリー約1000冊

宿泊客用のプライベート感満載な宿泊棟ライブラリーもありました。

宿泊棟ライブラリー約1000冊

そして、どこからでも見える田園風景に癒されました。

いたるところにソファが設置されているのもいいし、やはり空間が広々しているのがいい。窓が多いから解放感がハンパない。エコバッグを持ち歩き、ぶらぶらするのがまた楽しい。今度来る時は滞在時間を増やしてもっとのんびりしたいと思う。ホテルのピクトグラムもおしゃれです。

バスタオルが入るくらいの大きさで便利でした

屋外にいるわけではないのに、自然の中にいたような解放感があり癒されました。こんなに。。ただ空を眺めていたのはいつぶりだろうか。また行きたいです。感謝。

この後は酒田市を観光しました。
もう少し話は続きます。


aya


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