これは持っておきたい!トレーニングギア3選
noteをご覧の皆さんこんにちは!
マッスルトライブトレーナーの鐵口です!
現在ジムに通っている方でトレーニングギアは使用していますでしょうか?
トレーニングギアとは〝腰痛防止のベルトや手首の保護のリストラップや握力補助のパワーグリップ〟などのアイテムの事を指します。
トレーニングギアと聞くとどうしても筋トレガチ勢のイメージが強く『自分には関係ないや…』と何も使わずトレーニングしている方も多いと思います。
実はトレーニングギアは初心者の方に特に使ってもらいたいアイテムのひとつなんです!!
トレーニングギアもピンキリで、スポーツの為にウエイトトレーニングに取り組むアスリートやパワーリフティングやウエイトリフティングの様にそれらを競技にしている人達の用途によって使い分け(強度や値段等)があるので、自分のレベルに合ったものを使用しなければその効果も十分に発揮出来ません!
本稿はトレーニングギアについてまとめたので(少しオタクになっていたらすみません!笑)是非、購入時の参考にしてみて下さい。
何故トレーニングギアが必要なのか?
トレーニングギアは別名〝トレーニング3種の神器〟と呼ばれています。(誰が言ったのか不明ですが。笑)
ジムでベルトやリストラップなどを着けてトレーニングしているといかにも上級者な感じがしてカッコいいですよね!トレーニングギアはカッコいいだけではなくキチンと性能も兼ね備えているんです!
◯トレーニングベルト
トレーニングギアと言えばベルトですよね、ベルトを使用する事で胴体をグルッと囲み腹筋群から腰部を安定させるので〝腹圧〟がかかり脊柱を安定させ高負荷でのトレーニングや屈曲位など腰部に負担がかかりやすいポイントでサポートしてくれ重量を扱ってもフォームが崩れにくく腰痛を防ぐことが出来るのがメリットです。
※腹圧とは
腹圧とは腹腔内圧(お腹の中にある空間にかかる圧力)の事で私たち人間は何かを持とうとして力む際や排便時には腹筋を収縮させて圧をかけます。腹圧をかける筋肉には両サイドを担う腹横筋、天井を担う横隔膜、底面にあたる骨盤底筋群、背中側に位置する多裂筋など動体を周囲から守っています。
トレーニングベルトにも様々あり、皮のレザーベルトは初心者の方は皮の部分が固いので腰やお腹周りに当たって痛いという方もいるので初心者のうちはナイロンのマジックテープベルトは肌に馴染みやすく着脱やサイズ感も自由なのでそこから入るのもオススメです!(レザーで大丈夫なら保護の観点からはレザーベルトがオススメです。)
こちらは筆者も愛用していますレバーアクションベルトと呼ばれるピン式の調整ベルトで、皮も厚く(10〜13mm)レバーを使用してベルトを固定するので1発でロックされて腹圧も抜けにくいです。いわゆるガチ勢ベルトですね。笑
こちらは筆者の独断と偏見にはなりますが、購入の判断基準としてはジム経験が1年以上でSBD(スクワット、ベンチ、デッド)全てを実施しており全ての種目を体重プラス20kg(ベンチは体重程度)扱えるようになった中〜上級者の方は特に効果を感じやすいかと思います。
レバーアクションベルトを購入するならJPA(IPA)公認のものならパワーリフティングの大会で使用できる公式のものになるので出場も視野に入れている方はSBDやA7や鬼(ONI)のベルトをオススメします。
(筆者はSBDの13mmのMサイズを使用)
◯リストラップ
次にリストラップです。リストラップは手首に巻いて関節の保護をしてくれるアイテムになります。
使用種目としては主にはベンチプレス、ショルダープレスなどのプレス(押す)型のトレーニングで使用をします。
リストラップもベルトのように様々あり長さも45cm〜100cmまで、固さも初心者用の柔らかめなものから高重量を扱う上級者用の固めのものまで幅広くあります。
一概に長いから、固いから挙がりやすいとか強くなるとかもありません。感覚的なものにはなりますがベンチプレスの際に手首を寝かせて柔軟に重量を受けたい方なら長めで固めがオススメです。反対に肩や三頭が強く手首を立たせて行うタイプの方は短めで固めでも良いかと思います!
メーカーも様々ですがベルト同様に連盟公認で大会公式のものがあるので、SBDやインザーやA7などが強度や長さもバリエーション豊富なのでオススメです。(筆者はSBDのスティッフMサイズを使用)
◯パワーグリップ(ストラップ)
最後にパワーグリップになります。こちらは主にデッドリフトやチンニング(ラットプル)やロウイングなどのプル(引く)型の種目に使用されます。
手首のマジックテープとゴム製のベラの部分がバーに密着し握り続ける握力低下や手汗などのグリップ力低下を防いでくれるので、無駄な力を使わずダイレクトに背中を刺激する事ができるアイテムです。
素手でやっている方はパワーグリップを使用すると余計な体力消耗を防げるので、重量の増加以上にレップ数(回数)の向上が見られると思います。
パワーグリップに関しては初心者や上級者関係なく万人ウケするトレーニングギアのひとつですね!
(上級者の方は3〜5setするなら最後の握力がキツくなってきた4〜5set目から使用するのも握力や前腕強化の為にも良いと思います)
そしてパワーグリップの出現により近年使用頻度が減ってきているこちらのリストストラップも同じく背中の種目で使用できるアイテムのひとつです。
紐状の形状の為、パワーグリップよりバーベル等に巻き込む事が出来るので腕とバーが一体化したような感覚になるので、デッドリフトやスポーツをしている方ならクリーンやスナッチなどのリフティング種目に使用するのがオススメです。
着脱が少し難しいですが慣れて終えばパワーグリップ以上にホールド感はあるので握らず引っ掛けているイメージで背中の種目を行えると思います。
これら二つの影に隠れていますが、リストストラップを更に強度やホールド感をあげたエイトグリップもコアなファンからは人気のアイテムです。
エイトグリップはサイズ選びが少し難しいのですが、バーを挟み込みループ同士の間に手を通しバーを握るので手首とバーがひとつになり親指をかけて握らずとも指にかけたまま背中の力のみで高重量を扱う事が出来ます。
MAXを1発更新狙うぞ〜!みたいな時にはリストラップやエイトグリップがオススメです!
ギアはあくまでもサポートです
ここまでトレーニングギアの説明を聞いて今の自分に必要なトレーニングギアは見定めれましたでしょうか?
トレーニング3種の神器のギアはあなたを強くする為や怪我をしない為にサポートをしてくれるアイテムではありますが、トレーニングギアを付けているからとフォームが乱雑になったり闇雲に高重量ばかり扱うようなトレーニングをしてしまうと基本のフォームからかけ離れた荒いフォームになってしまい、トレーニング効果も半減してしまうどころかギアを付けているのに怪我をしてしまうといった事態にもなりかねません!
あくまでもサポート役でトレーニングをするのはあなた自身です。ウォーミングアップの軽い重量のうちは素手やベルトを使用せずフォームやイメージを作り、少しずつ重量を上げてメインセットに入る時やMAXを更新する時など用途に合わせて上手く使用をして強くなっていきましょう!
マッスルトライブトレーニングジムはパーソナル会員の方はもちろん、月額会員コースの方もトレーニングギアを無料貸し出しを行っております!
サイズやメーカーも多数ご用意しておりますので、実際にトレーニングで使用してみて自分に合ったものを購入してみてはいかがでしょうか?
ギアの装着方法など丁寧に案内致しますのでお気軽にお声掛け下さい!