トレーニング効果を上げるシューズの重要性
noteをご覧の皆さんこんにちは!
マッスルトライブトレーナーの鐵口です!
皆さんはウエイトトレーニングの際はどのようなシューズを履いていますか?
なんとなく家にあるからと部活をしてた頃のランニングシューズだったり、あまり使ってないスニーカーなどを使っていませんか?笑
トレーニングシューズは滑り止めの機能や足首の固定など安全かつトレーニング効果を引き上げる為に重要で、初心者や上級者問わずトレーニングをする人にはキチンとこだわって貰いたいトレーニングアイテムのひとつなんです!
本稿はトレーニングシューズについてまとめてみましたので是非購入の参考にしてみて下さい!
トレーニングシューズとは
トレーニングシューズというワードに馴染みがない人からすると筋トレ用のシューズを履くメリットが分かりませんよね…笑
近年トレーニング(フィットネス)の人気は急上昇しており、それに伴いトレーニングで使用するウエアの機能性も向上し、ベルトやストラップなどのギア類の進化に加えてトレーニングシューズも各メーカーが改良を重ねてより良いものが増えています。
食品メーカーもプロテインバーやプロテインドリンクなどの健康機能食品を多く発売し今やコンビニで手軽に手に入れる事も出来る便利な世の中です。
今このタイミングでトレーニングを始めようとしている方はボディメイクもダイエットもスポーツのパフォーマンスアップにしてもベストなタイミングなんです!!
…話がそれてしまいましたが、トレーニングシューズも進化しており一度履けばもう普通のシューズやスニーカーに戻ることは出来ませんよ!
◯トレーニングシューズの機能①
【激しい動きにも耐えられる耐久性】
マシンを使用するにもバーを使用するにも地面に面しているのはシューズです。踏んだり蹴ったり押したりしているとシューズも身体と同じかそれ以上に負担がかかっている状態です。一般的なスニーカーやランニングシューズなどは快適性や軽量性はあってもジムでトレーニングをする用に作られていないので耐久性は低く劣化も早くなります。反対にトレーニングシューズはトレーニング用に作られているのでアッパーも破れにくくソールもしっかりとしたものが多くその他のシューズと比べると丈夫に作られています。
◯トレーニングシューズの機能②
【パフォーマンス(効果)がアップする】
トレーニングをする上で最も重要なのはバランスなどを取る安定感やホールド力です。重量関係なくソールが滑って踏み外したり足がズレて転倒などをしたら関節や筋肉には大ダメージです。トレーニングシューズならソールは滑り止め機能(グリップ)があり、足首周りのホールド力も強く高重量を扱う場合でも不安定感は無く安全にトレーニングが行えます。
◯トレーニングシューズの機能③
【トレーニングによってバリエーションが豊富】
トレーニングでのバリエーションとは少し中級者や上級者よりにはなりますが、例えばスクワット時は体幹部が前傾する為つま先側に力が抜けやすくなるので土踏まずから踵よりに重心を置くためにスクワットシューズなるものが存在します。(この後詳しく説明します)その他にもデッドリフトでは地面との一体感が大切なので、ソールが薄くグリップ力の高い踏ん張りやすいシューズもあります。また、クロスフィットやサーキットトレーニングのようなトレーニングに有酸素系のトレーニングを組み合わせた複合トレーニングではジャンプやランなどの前後左右の動作にも対応した軽量かつグリップや安定感のあるクロスフィットシューズなどもあります。
用途に合わせたものを選ぶのがカギですね!
トレーニングシューズの種類
先ずはスクワットやウエイトリフティング専用のリフティングシューズを紹介したいと思います!
リフティングシューズは大前提としてスクワットのような立つしゃがむ動作をサポートするため、踵(かかと)を高く作ってありドロップ(踵からつま先にかけての傾斜)が20〜25mmと種類があります。
リフティングシューズは足首や股関節の柔軟性に乏しい方や高身長な方でも傾斜がつくことで違和感なくしゃがみやすくなります。
ざっくりですが、ドロップが高めなものはハイバースクワットやリフティングを実施する上体の前傾が立位に近い方にオススメで、ドロップが低くフラットなものはロウバースクワットなど前傾が深い姿勢での実施にオススメです。
こちらは国産で新旧のパワーリフティングやウエイトリフティングの選手に好まれて履かれているアシックスのリフティングシューズです。必要最低限のものだけのシンプルなデザインと機能ですが、傾斜は高めなので上級者向けではあります。
リフティングシューズも改良が加りヒールカウンターがついていたり、最近のものではフィッティングストラップ付きの物も多くなってきています。デザイン性もほぼスニーカーですよね!笑
リフティングシューズの中でもナイキのロマレオス やアディダスは傾斜が20mmでフラット寄りなので初心者の方でも扱いやすいリフティングシューズになっております。
こちらは筆者愛用のティアのリフティングシューズになります。こちらは去年くらいから業界に進出してきた新進気鋭のシューズで、ヒール高も21mmでフラットよりながらトゥボックス(つま先)が広く適度な遊びもありストラップも2本で安定感が強くこれまでのリフティングシューズの良いところ取りしたようなシューズになります。(ナイキのロマレオス2を履いた事ある方はそれを想像していただけると良いです!)
ちなみに、お値段も強気です…笑
リフティングシューズがスクワットやリフティングに良いのには変わりないですが、デッドリフトやベンチプレスやその他の補強種目に関してはあまり機能を発揮しないので、筆者もジムの会員の方にはオールインワンに使用できるクロスフィットシューズなるものをオススメしております!
クロスフィットシューズとは前述の通りスクワット以外にランやジャンプなど前後左右方向の動きや長時間履き続ける快適性を求めたオールインワンのシューズで、お値段もリフティングシューズの半分くらいで手に入れやすいのも嬉しい点です!
クロスフィットシューズは基本的にはフラット設計でソールのグリップ力はリフティングシューズと遜色ありません!そして、メーカーにもよりますがアッパーの通気性もあり軽く、サイドにウォールが設計されており左右のブレを防いでくれるのでスクワットやデッドリフトでもしっかり踏圧(足裏の地面へ伝える圧)をかけて安定感もあるので、リフティングシューズが苦手な方はこちらのクロスフィットシューズでも十分にスクワットが可能です!
重量を持つとなると、リフティングシューズには機能的には劣りますが万人ウケするシューズですね。
メトコン購入の際は【メトコンフリー】や【メトコン5】以外のシリーズを購入して下さい!この2つのモデルはアッパーも柔らかくソールも曲がりやすく設計されておりジム外でのランや自重系には対応できると思いますが安定感に欠けるので注意です!
ナイキのメトコンがクロスフィットシューズではデザイン性も相まって人気ではありますが、機能に関してはアンダーアーマーのトライベースレインもオススメです。
お値段も安く手に入れるならリーボックのナノシリーズがオススメです!アッパーが柔らかめなので初心者の方も扱いやすく快適性が高く満足してもらえるとおもいます。
筆者はこちらのアディダスのトレーナーVを愛用しております。アッパーもさることながらドロップが高めでグリップも強く更に軽い!と言う観点からデッドリフトやリフティング種目はもちろんそのほかの補強種目用のシューズとして使用しています。同じアディダスだとドロップセットもオススメです!
先ず最初はこれらのクロスフィットシューズから入り、慣れてきて重量の向上に合わせてより専門的なリフティングシューズに移行して併用していくのをオススメします!
最後にはなりますが、そんなにトレーニングシューズに最初からお金はかけられない!と言う方にはworkmanの建さんをオススメしています。お値段はなんと¥700ほど!笑
そして気になる機能に関してもスリッポンタイプで着脱が簡単で職人さんが現場で履くようにグリップが最強なほど地面に吸い付き、ソールも薄いのでスクワットやデッドリフト時に地面との密着度が高まり足裏の感覚が優れるので踏圧もかけやすくコスパで言うと最強のトレーニングシューズです!
職人さんたちからすると筋トレ界隈の人間が仕事用のシューズを神と崇めているのでおもしろい世界線だと思いますが。笑
それに付随して、建さんの機能をよりトレーニングシューズに特化したものがこちらのノートリアスリフトになります。こちらも筆者愛用のデッドリフト用シューズで、なんといってもグリップ力の高さと薄さは天下一品です。更にストラップ付きなのでシューズの中で足の遊びが少なくなりフィット感も高いです。値段は健さんの15〜20倍ほどしますが…笑
トレーニングシューズについて理解が深まりましたか?
同じシューズでも用途や機能は様々あり、今自分が求めているものや、レベルに応じて取捨選択していく事が大切です!
トレーニングシューズも市場が広まりカラーなどデザイン性も豊富にありますのでお好きなカラーのシューズを身にまといモチベーションと重量を上げてみてはいかがでしょうか?
シューズだけではなく、トレーニングギアも揃えるとよりトレーニング効果を引き上げてくれますので、併せて読んでみて下さい!