高校中退の進路選択(中退→国家公務員・夜間大学)

自己紹介を兼ね、なぜ中退の選択肢を選ぶのか、説明します。

現在都立高2年で自分の人生が大きく変わったこの一年について書いていきます。

去年の3月、学校は5月までの一斉休校となり、4月までは特にすることもなく毎日12時間寝て、夜にバイトをちょっとするという生活のループでした。
元々、私は合唱祭実行委員(以下、合実)の副委員長を務めていたので、12月から2月にかけて来年度6月の合唱祭に向けてほぼ毎日放課後に委員長とともに活動していました。しかし、コロナでその活動も行えなくなり、来年度の開催も絶望的という状況が相まって多分何にもやる気が起きなかったんだと思います。
あの頃は合唱祭の運営だけに高校生活の全てのリソースを割いていましたから、

また、高1の頃から自宅での勉強はテスト前にちょっとだけという生活をしていたので、この2年間予習などすることなく、コロナ休みで学校から与えられた課題もほぼほぼ手をつけていませんでした。自宅学習する癖が全くなかったのです。

しかし、4月に入り、親にコロナが心配だからバイトはしないでくれと言われ泣く泣く辞めることになりました。
そして本当にすることがなくなってしまったのですが、時間潰しによさそうなMMO RPG いわゆるオンラインゲームを始めることにしました。
人生で初めてやるオンラインゲームはとても面白く、微課金(トータルで6万くらい課金しました。これでも超絶微課金です。上には上がいます。世界は本当に恐ろしい)ながらたまたま選んだ職が不人気職でもあったのでギルドの中では同職1位、サーバー内では1位と2位を争っていました。
そのためギルド内でもそこそこ廃課金者のチーム(2チーム6人)にいてギルド内チームの3対3の対戦では勝ったり負けたりのバランスが拮抗したとても楽しい状況で4月中はほぼ毎日10時間以上プレイしていたと思います。
そのゲームにはボイスチャット機能があり(最大10人)、それ以上の時は他のアプリなども使ってほぼずっとボイスチャットをしていました。時にはゲームは全くせず一晩中ボイスチャットだけしている日も多くありました。
オンラインゲームでは課金力がものをいう弱肉強食の世界なのですが、私のいたサーバーやギルドは穏健派で引退者も他のサーバーに比べたら少なく、ギルド対抗のイベントなどでは強いギルド(自分のところともう1つ)がまったり系のギルドの分も報酬を残してあげるようなやり方で、個人参加のサバイバル式イベントでは最後に受け取れる報酬に限りがあるため、みんながそれを受け取れるようにPvPは禁止するルールをサーバー内で立てるほどでした。
運営の提示する設定をサーバーのみんなが一番良い形で最大限受け取れるようにという方針がうちのサーバーの総意でした。
そのような珍しいサーバーに運良く入ることができたので気を悪くするような事件はほとんど起きず、勢力拮抗した楽しい状態というのを全員で作り上げていた感じでした。
そのため、ボイスチャットで色々な職業、世代の方と話をすることができ、確実に今の自分のマインド形成にとってかけがえのない経験だったなと感じています。

5月以降もその状態は続き、ようやく学校も分散登校が始まり、ゲームを一緒にプレイしていた人も段々と普段の日常へといった感じでした。

6月に入ると学校は時差登校の全員登校になりゲームのプレイ時間も4月に比べ半分ほどになっていました。サーバー内の環境も少し変わりましたが変わらず楽しくプレイをしていました。

また、6月は大きな動きがありました。
教育委員会からの通知を受け、体育祭(5月)・合唱祭(6月)・演劇コンクール(8月)・文化祭(9月)の全主要学校行事の中止が決定され、前年の演劇を見て参加してみようかなと思っていた演コン、前年も全身全霊をかけて行った文化祭の中止を受け行事好きであった私はひどく落ち込んだのですが、演劇コンクール実行委員会(以下、演実)の副委員長の方が合実・演実・立実(文化祭実行委員会のことです)の文化系行事合同でオンラインの行事を行いませんかと提案されもちろん合意した私達はGTEC(合実のG、立実のT、演実のE、連合のC)を結成し9月の行事開催に向けて動き出しました。

行事名は「青春奪還大作戦」です。

内容は各クラスを合唱部門、演劇部門、文化部門に分け、動画を作成してもらい生徒投票と審査員投票で賞を決めるというものでした。
毎日のように幹部(各実行委員会の委員長と副委員長の6人)でLINE電話をして決め事や報告、総勢50人ものGTECを各部署に分け、指示を行い、制作した細案などを先生方の企画調整会議に提出したり、著作権について詳しく調べ、関係各社に確認を取ったり、動画作製側のクラスの動画が作成したガイドラインに抵触していないかの確認をしたり、仮提出してもらった動画の2者確認などその他色々な仕事を1から考え、約3ヶ月半で行事の起草から運営までを行い、その後は学校外への一般公開を達成しました。実際に制作された動画で賞を取ったものはここから見られます。

http://tachikawa-h.xsrv.jp/zen/wiki.cgi?page=20201119%5F%C0%C4%BD%D5%C3%A5%B4%D4%C2%E7%BA%EE%C0%EF%B0%EC%C8%CC%B8%F8%B3%AB

この経験を経て、私は事業運営の面白さを強く感じました。
前年の合唱祭でも警備部署というところで会場警備を司る職務を行い、全員で成功させた合唱祭に現場での仕事も物凄く楽しかったなと感じていたのですが、やっぱり幹部として人をまとめ上げ、運営の全てを知ることができた今回の方が圧倒的に楽しかったです。

ということが7月中に行われていました。

この頃もゲームは少しずつプレイ時間が減りながらも日課だけは確実にこなしていました。
この時期はクロスサーバーのギルド戦がとても白熱していて私たちのギルドは一番上のリーグで上位を争っていました。夜に忙しい時もギルド戦だけは確実に毎回参加していました。もうこの頃はギルドメンバーとは会ったことないのに旧知の仲のような感じで8月に東京組でのキャンプオフ会が計画されており、私ももちろん1人で行くことにしました。

そして8月、ここがまた1つの転機となりました。

高校内で非公式のサークルが立ち上がりました。「立高投資部」です。

私は中3の受験期後半に受験勉強が嫌になりたまに塾をサボって本屋で立ち読みしたり、気になった本は図書館で借りてカフェで読んでいたりしました。
それは自己啓発本、ビジネス本です。
当時中3の私には全く新しい世界でこんな考え方、生き方があるのかと物凄く熱中し、将来は起業しようと思い立ちました。
今思えばうちの塾はサボっても家に連絡などはいかなかったのでとてもありがたかったです。日曜は特別に多校舎で行う授業を取ることができたのですが、それをサボった時は連絡がいったので、自分の校舎を選んだことはつくづく運が良かったなと思ってます。ただなかなか私の校舎は実績が良いらしく校長はそんなこと気にしてなかったのかもしれませんね。

結果高校には合格し(正直落ちたら起業しようと思っていたくらいだったので全く緊張はしていませんでした。それが合格した理由かもしれません)その後もビジネス系YouTuberなどは見ていたのですが、それよりも部活と行事が楽しくなったのであまりビジネスや投資の勉強意欲は無くなっていました。

その時期に投資部という話が耳に流れ込んできて、これはやるしかないと直感で選んだのが正解でした。

当時、自分はビジネスや投資をちょっと興味があるだけで知った気になっていたのですが、しっかりと勉強することによっていかに自分が知ったかぶりになっていたのか、そのまま将来投資や起業をしていたら確実に失敗していただろうなということを知れ、今も楽しく勉強させてもらっています。
周りに興味がある人がいる環境というのはとても楽しくて、コミュニティの強さを知れたのは、これがきっかけでした。
他にも投資部のお陰で、私は色々なzoomイベントの存在を知れたり、社会問題解決に興味を持つことができたり、色々な大人と繋がることができ、オンラインゲームで感じた色々な大人と話すのが楽しいということがここに繋がりました。
オンラインゲームで、知らない大人と話すことに慣れていなかったらまずzoomイベントなんて参加しにいかなかったと思いますし、後述するオフ会キャンプに行っていなかったら色々なzoomイベントに参加するフットワークの軽さを得ることができなかっただろうなと感じています。

後にこのビジネス、外部との関わりは高校中退に至った経緯に関係してきます。

そして8月中盤
ここはオンラインゲームとの区切りの機会となりました。
ギルドのメンバー8人とその家族合わせて11人で千葉県のいすみ市にグランピングに行きました。前日前入りでメンバーの家に泊まらせていただき、回らないお寿司を食べさせて頂いたり、グランピングの施設料、BBQの食材代などは払わなくていいよと言われ、3万円分くらいは奢って頂きました。
前入り含め2泊3日でしたが物凄く楽しくて今でも忘れることのできない思い出となりました。
高校2年でゲームのオフ会で人の家に泊まって、グランピングまでするなんて普通は考えられませんよねw
自分以外のゲームのプレイヤーは全員30代超えていましたし見た目明らか浮いてますよねw
自分でもこの経験をしたことで精神的にどこか吹っ切れて何かに参加することのハードルというものはめちゃくちゃ低くなりました。
本当に運が良かったなと思っています。

その後はゲームの環境のバランスが取れなくなっていき引退者が続出していきました。それに乗じて自分のプレイ時間が減っていき、投資部とGTECにリソースを割くため引退をしました。

課金額6万円分のリターンは大幅に上回って帰ってくるほどの経験ができたなと感じています。
あと、課金などギャンブルには本当に気をつけようと思いましたね、息をするように課金をする人めちゃくちゃいましたから、自分が経済力が弱いうちに目の当たりにできてよかったです。パチンコとかも8万負けたわーとか言いながら課金してましたし。1ヶ月40万負けたとか言ってましたし、まじで恐ろしい。一緒にグランピングいった人の1人なんですけどね、人は見かけによらないってのも経験しました。。。

そして9月
GTECの青春奪還大作戦の大詰めとなりました。
各クラスにはすごいクオリティの高い動画を短い期間のうちに制作してくださり、本当に運営者名利に尽きるなと感じました。
その後は9月末から一般公開に向けて動き出しました。
私は学校PR用の動画を制作する部署を任されたのですが、制作をする部署に依頼をしてもなかなか仕事が進まなく、理由はスマホで無料の編集アプリを使って編集をしていたため効率が悪く、最後は私が持っていたiPadのLUMAFUSIONという有料の編集アプリで一緒に制作をして半月ほど遅れて11月半ばに一般公開を達成しました。気付くのが遅れた理由として、部署のメンバーが運動部だったこともあり、制作は放課後にファミレスなどで行っていたらしく、予定が合わないと進められないということも遅れた原因の1つで、私は部活が軽音学部で個人練が基本なので、部活に行きたければ行くというスタイルだったため(他幹部も同じような感じでした)学校外で行っていること、たまにしかできないということが予想できなかったということがありました。

これは反省の1つです。
仕事をする環境の確認を怠ってはいけないということと、メンバーが運動部という予想できたこの結果については早くから始めるなどの対策をできたなと感じています。
幹部自体みんな一般公開についてはとりあえず行事自体をしっかりと終わらせてからやろうという意識があり、対策を取ることができませんでした。

10月はGTECの活動も落ち着き、来年度の行事開催に向けて新入委員の募集や説明会を行っていました。

また、この頃は投資部に感化され私も非公式サークルを活性化させたいなと思い、文化部でも週一くらいは運動しようぜサークルを主宰しました。
テスト期間を挟みこの頃はあまり活動できませんでした。それにコロナの影響もあって近くの市営体育館が用具の貸し出しを行っていないこともありフリスビーで遊ぶくらいしかできませんでした。
これはそもそもなかなか開催することが難しく、まず全員が用具が必要なスポーツはできません。場所も高校内の邪魔にならないところか近くの公園でしかできないため、必然的に用具が少なく、安く、場所が見つけられる運動でないと行けません。
その始めとしてアルティメットというスポーツを簡単に公園で行ったのが1回目で、2回行いましたがなかなか難しくて大勢で本気でやるのは不向きとなり、次にミット打ちとかできたら面白いかなと思ったのですが、やりたい人がおらず、ボクシングミットとグローブが今部屋に眠っています。
そして、その次に市営体育館が用具は貸してくれないけど、ネットなら張っているということからバドミントンコートで用具が少なく、団体でできるスポーツとしてインディアカというバドミントンとバレーボールの中間のようなスポーツを見つけ、体育館にインディアカをしてもいいか確認を取ったところ、体育館が指定するスポーツしかできないということだったので、市にインディアカを体育館で行う許可を得るためにメールを送ったのですが、1月から指定するスポーツにインディアカを加えるというふうになったそうで自分としてはそんなマイナースポーツを、、、と少し恥ずかしいのですが行えるようになりました。
ただ、今のところは緊急事態宣言が発令され学校も分散登校となっているため自粛しています。早くやってみたいです。

もう1つ、高校内でファッションショーを開催してみたいという声があり、ファッションに興味があり、GTECの活動が終わりそうで燃え尽き症候群になってしまいそうだった私はぜひその運営メンバーに入れてくれないかと発案者に声をかけ、GTECの反省として青春奪還大作戦だけでは行事が足りないとの声もあり、私自身もそう感じていたので新規学校行事として今年だけファッションショーを行おうと計画をしました。
始めは生徒部という私もGTECでお世話になった学校行事を担当する先生方の部署に企画書を提出したのですが生徒部としては来年度の学校行事運営に対して、例年は1年生の実行委員が2年生と協力して行事を運営するのですが、この年はコロナで既存行事を開催できなかったため次の年に運営を行う1年生が行事がどんなものかを知らないというところに危機感を持っていて、10月以降は人材育成に対し対策を取っていく必要があるため今新規行事となると受け付け切れないと対応され、GTECも2年生だけで運営したし、私自身合実の新入委員募集に手こずっていたため納得し、学校行事としてファッションショーを開催することは諦めました。

11月
GTECの活動は完全に終了し、来年度行事開催に向けて各実行委員の活動に分かれ始め、新入委員に対しての仕事引き継ぎ、新入委員に対しての全体説明会を行いました。
ただやっぱり、青春奪還大作戦が終わってしまったことが何かぽっかり自分のアイデンティティを失ってしまったような、毎日授業が終わったらみんなで集まるという習慣が無くなってしまったことが悲しくやっぱり何かしたかった。。。
そこでファッションショー開催を諦めきれなくなり、今度は軽音学部のライブ複合イベントとして開催しようと思いました。
そこに学校サークル制度をもっと流行らせたいと思った私は、軽音のライブ+ファッションショー+非公式サークルの活動発表という三本だてのイベントTACHIKAWA・COLLECTION(以下、タチコレ)を計画し、ファッションショーは古着リメイクなど古着を活用したサステナブルなファッションのあり方を高校生に示すというSDGs推進的な開催意義を持たせて顧問に説明をしました。
顧問は生徒部の部活担当に話を通してくれればやっていいよと合意を得られたため、今度は部活担当の先生のところへ行きました(前回は行事担当)、生徒部で審議がかけられた結果、コロナ感染を防ぐため校内での開催は認められない。軽音ライブの時は部活延長届けを出しているため、今回もその形で行おうとしたが参加者が軽音部だけでないことが予想されるため軽音での延長は難しい(軽音としての部活の枠をはみ出し過ぎている)。ということから開催は認められませんでした。
その後、タチコレ幹部で話し合った結果、サステナブルファッションショーだけ探究部(SSH校の行う総合探究という大学で行う卒業研究の簡単なものを担当する部署)の主催イベントということで開催できないかという結論に至り、探究部に話を持っていきました。結果は探究部の先生方が元々いつも忙しい先生ということもあり、今もコロナで先の読めない既存の探究を終わらせるためで手一杯で新規は持てないという話になり、校内での開催は断念するしかない結果となりました。

12月
ファッションショーが外部開催しか選択肢がないとなり、元々校内開催をするために集めたメンバーも時間が空いてしまったこともあり、離れていってしまいました。
原因として、幹部だけで色々決めたり提案しにいって、メンバーのことを放置していたという点が一番大きな原因でした。Discordのサーバーにメンバーを招待しただけでほとんど報告をしていなかったことがDiscordが忘れ去られる原因となり結局どうなったの?という質問に校内開催できなくなったという返答でこれからどうしようかという状態なのだから離れるのも仕方ない状態であり、外部開催は自分たちの力では難しい点が多く、まず活動場所がないことが挙げられ、校内で認められない活動だから家庭科室のミシンを使うことも、古着の置き場所もなく自分たちでミシンを持ってきたとして学校の電気を使ったらもちろん盗電に当たり、外で活動するにしてもそんな借りられるほどの資金はなく、完全に個人が個人の家で活動するしかない。
また集客においても、会場として一番良さそうなところが八王子のライブハウスでありわざわざ立川から放課後に来てくれるかという点があり、そこまでしてやる熱量のある人が開催できるほど多いのかというと厳しいところで今もなお自然消滅を待つばかりという状態です。
そんな中、投資部顧問の先生にzoomイベントのお誘いを受け、その人たちと繋がっておいた方がいいと言われFacebookを始め、なんでもっと早くやらなかったんだというくらいzoomイベントの情報に溢れていて、色々なzoomイベントに参加しまくりました。その中でも転機となったのが社会的投資、インパクト投資、社会的起業を語る勉強会でした。それまで私は社会問題に興味がなく、そんなの国やNPO、NGOが解決してくれるでしょと思っていたのですが、それを起業という形で利益を上げながら解決していく。むしろ社会課題があるところに起業のヒントが隠されているということに気付かされ社会問題に対して興味を抱きました。ファッションショーでの古着活用も始めはSDGs的な活動なら良い付加価値になって先生も認めてくれるのではと思っていたくらいなのですが、それを調べるにつれて、ファッションの環境負荷が石油産業の次に大きいこと、古着リメイクの本が日本でもまだ2、3冊しか出版されてなく、業界としてハイブランドでは流行の兆しが見えるけど一般ではまだまだこれからの業界であると知った今は環境問題にとても興味があるし、そういう社会問題は投資にも影響が大きいというところで今はビジネス・投資・社会問題・ファッションに興味がある人になっています。
そうした中、社会問題をみんなで考える部活動リディ部という団体を見つけ入部しました。週2回以上勉強会があり、毎回すごいゲストが登場し、面白い知見を得られてとても満足しています。プロジェクトという部員が実際に社会問題解決に向けて活動する仕組みもあり、近々それに入ってみようかなと思っています。

そして1月
元々サボりや遅刻が多く、成績が悪く出席日数が問題だった私は留年という選択肢を考えました。
行事も部活も満足にできず、リディ部や投資部をもっと続けて本当に自分が進みたい選択肢を見つけるのにこのまま3年生になってしまっては受験がその考える余裕と時間を奪い取ってしまい、満足のいく選択ができなくなってしまうのではないか、なら留年してもう一度1から勉強して進路選択したい。
という考えに至りました。

しかし、その数日後
公務員試験の勉強はその後の人生において、また今の実生活において即効性を持って活きてくると言うことを聞き公務員試験に興味を持った私は、受験勉強するくらいなら実生活に活きる勉強したほうがいいじゃん。大学はコスパ悪い。と考えネットで情報を調べ、国家公務員に高卒でなった人にもヒアリングをしました。詳しくはこちらに書いてあります。

(追記です、国家公務員高卒枠は一般の学校の勉強の延長のような試験と適性試験という事務処理能力を測る試験なので、実生活に即効性をもって活きてくる学びはほぼありません。聞いた話は大卒枠の話です。)

https://note.com/musclelife/n/n5b8516ed4f92

そして今、国家公務員一般職高卒を本格的な進路選択として考えています。
その上で選択肢がいくつかあります。

1、進級して3年になって学校の勉強と公務員試験を両立
これは結構難しいです。ただでさえ他の人は大学進学に向けて勉強をするので学校の勉強内容は難しくなっていくのに更に今まで勉強してこなかった分のツケもあります。それを含め単位を落とさないようにしなければなりません。
とりあえずは進路を決めずに卒業し、来年公務員試験受験という選択もありますが、早く働いてみたい私にはあまり良い選択だとは思えません。

2、通信制高校に編入して公務員試験を受ける
これは1よりは簡単な選択肢だと思います。高校生ブランドを捨てずにあと一年迎えることができます。高卒ももらえますが家で全く勉強をすることができなかった人間が果たして通信の制度について行けるかどうかは不安です。また、授業やイベント、会話なんかはオンラインよりリアルの方が好きです。

3、中退して公務員試験を受ける
ここでようやく本題ですが、国家公務員一般職高卒は中学卒業後2年以上5年未満であれば高卒資格を持っていなくても試験を受けることができます。(高卒認定試験を受けた場合は合格から2年以内であれば受けることができます)
これは上二つと比べ圧倒的に自由です。タイムマネジメントができれば一番時間を効果的に使うことが可能です。2と3を比較するなら2の高校に3よりも行く価値があることを見出さなければいけません。バイトをしてお金を稼ぐことが可能です。やりたいことにも一番時間を割けるはずです。

お金と時間を取るか安定性を取るか、

学歴に関しては実際に高卒で一般職になった人に聞いたところ高卒で入った人は結構夜間大学に通うことが多いそうです。
夜間大学は学歴が全日制と同じことが多く、学費は約半分でカリキュラムはほぼ同じです。
最終学歴大卒が取れるなら多分コスパは最強です。

そもそも私が大学進学を検討しない理由が、本当に学びたいことがなんなのかまだ決まっていない。コスパが悪い。という理由だからです。
元々は大学行くなら経営学部かなと考えていたのですが、以前zoomのイベントで経営学部に入って将来的に起業してみたいんです。と話したら「起業したいなら経営学部いって学べることなんて少ないよ、社長はみんなとコミュニケーションとって頭下げてれば大丈夫だからw」と言われたことがあり、確かにGTECでの失敗は私が綿密にコミュニケーションを取っていないからだったなと思い、経営学を勉強するよりもまず社会に出て、経験を積んでからでもいいのかなと思いました。
それに、今やりたいことは社会課題の解決に携わってみたいという思いが強く、霞ヶ関勤務なんてそれが国スケールで行える1番楽しそうな職場です。だから一度行きたいところに行ってみて学ぶのはその後でもいいのかなって思っています。

なので正直今は高校中退が1番コスパのいい選択肢なのかなと思っています。

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