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心のソワソワに戸惑わない。最初にやるべきこと。

心がソワソワる時は「何かしなくては」という正体不明な気持ちが動きます。心が居心地の悪さを感じ始め、目的もなくまた意図しないことに目や耳を傾けて「もしかしたらこれで解決できるかもしれない」と間違えた行動の素を示すこともあれば、ジっと耐えることに人生時間とエネルギーを費やすこともあるのです。

今回の話も私の実体験であり、いまも普段の中に心のソワソワを感じることはあります。その戸惑いを何度も繰り返して、練習をして、遅咲きながらようやく関わり方がわかってきたことをお伝えしたいと思います。

好奇心が旺盛な人。自信持ちな人。周囲の目が気になる人。ネガティブな感情が強く自分自身を傷つけてしまう人。失敗を恐れてしまう人。怒りに満ち溢れる人。孤独を感じる人。人生が思うように展開しない人。

誰にでもあるんですよね。心のソワソワ感。
あなたはこの宇宙でかけがえのないたった一つの粒子。しかし自分だけが悩み多き生き方をしているわけではありません。決して特別ではく、ひとりではないことを知ってください。「あ、意外とみんなそうだったんだ!」と。人類皆兄弟です。

心のソワソワは一体どこからやってくるのか。

過去にあった体験や無意識に取り込んだ情報を人はその時のテンション(波動や周波数)で解釈をすると言います。例えば"その出来事"が現れるまでは穏やかだったはずなのに。その出来事が自分の目や耳から入り頭がインプットし、感情の芽が出た瞬間に「判断基準センサー=優しさセンサー」が心を動かす。そして出来上がったのが「解約」だと私は理解しています。解釈は一瞬にして善悪、プラスとマイナス、得か損か、傷付くか付かないかを判断します。それは自分自身を守ろうとする心の自然な働きでだと思います。
つまりどの高さ、角度、やわらかさ、温度、鋭さ、色、音でその出来事を受け取ったか。心のソワソワの源泉は目の前の出来事に含まれているのではなく、それに触れたことによる自分自身の中にある優しさセンサーの結果だったのです。

思考は止まらない。特効薬は「ナニモシナイ」

心に動じてあれこれと「何か」探しをしてしまいます。
行動が心のソワソワが解消すると"願う感情"が次々と幻想をつくりだす。「それをしたならば、心のソワソワは一発で吹き飛ぶ」ような思考が湧き出てきます。

結論「何もしない(ナニモシナイ)」。
気分転換に外出もしない。本も読まない。Youtubeも観ない。誰にも相談なんかしないでいい。止まらない思考に意地になりながら動じないをくりかえす。段々と面白くなっていく感覚をおぼえる。ナニモシナイを貫けく自分が頼もしく感じてくる。この感覚が効果なんだと思います。

何もしない自分は素の自分です。どこにも逃げも隠れもせずに、ただあるがままでいる裸の自分です。自分の内側の声はこの時にようやく聞こえてくるのだと思います。

心がソワソワするとき。
焦るとき。落ち着かないとき。理由はわからないけど落ち込むとき。
ナニモシナイが特効薬。
再び自分を中心に連れ戻してくれます。正常な解釈と判断に心地よさを感じます。少しだけ誇らしくも感じます。

今日はここまでにいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回。



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