「にしのあきひろ 光る絵本展 in エッフェル塔」 #04
エッフェル塔での展覧会中、一人の女性から、
「その首に巻いてるストールはエチオピアのじゃない?」
と、声をかけられた。
実はズバリそうで、日本を出る前に家族からプレゼントしてもらった、エチオピアで作られてる物だった。(今はアジアからの輸入品が増えて、随分と生産量が減ってるんだそう)
その彼女はエチオピア出身だそうで、(そりゃそうか)一見誰にもわからないこだわりに気づいてもらえた嬉しさと、すぐ様共通点を探し出して声をかけてくれる、優しいコミュニケーション能力の高さに僕はたちまちメロメロになった。
それから彼女は、子供の頃からつらい時や苦しい時、日本のマンガにどれだけ勇気づけられてきたかを色々話してくれた。
西野さんのサインもしっかり貰えて、この絵本て本当最高!日本大好き!と、とても嬉しそうに会場を後にしたのだった。(別れ際に、かめはめ波!って言っててむちゃんこ可愛かった!)
似た様な出来事が展覧会中に何度かあって、何だかエキシビジョンという、敷居の高そうなイベントが、こんなに暖かい雰囲気に包まれるのは、西野さんの見てる世界観や作品の出す雰囲気、そしてスタッフの方と作る、小さく散りばめられた細かい配慮の結晶だと思う。
ちなみに西野さんは、誰にどんな言語で話しかけられても、ほぼ日本語で返すけど、みんな全然問題ない様子。(ホームレス古谷さんもだった!)
世界中の人を魅了するには、言葉を超えたコミュニケーションがとても大事になってくる事を目の当たりにした瞬間だった。
こうやって ”セカイのニシノ” が生まれていくんだ。
言葉がわからないからと、恥ずかしがってる間にも、もしかしたら僕らはとてつもない出会いを見過ごしてるのかもしれない。
間近でこの空気を感じられて、次の個展にも必ず行こう!と、心に誓った。
参加するって面白い!
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【西野亮廣エンタメ研究所】
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