ビデオの撮り方(試合編)


こんばんは。AS班2年の伊藤朱理です!

今回は「ビデオの撮り方(試合編)」について書かせていただきます!!


試合のビデオも練習のビデオと同様に、試合後にビデオを見るプレーヤー、コーチ、分析班、審判班にとって見やすいビデオを撮ることを前提にビデオ位置、画角、解説を考えて撮影しています。試合のビデオもビデオを撮影する人、解説をする人計2人で行っています!



また、分析班はこの試合のビデオを見ながらビデオ分析を行うため、ビデオの撮り方、解説がとても重要になってきます。ここがしっかりできていないと、分析が正確にできなくなってしまいます。そのため、組織練と同じように分析班からビデオの撮り方、解説の仕方について条件を出しています。これらは基本、6on6等の組織練でのビデオの撮り方と変わりません。


まず、前回配信させていただいた6on6等の組織練のビデオの撮り方に加えて、試合のビデオで撮ってもらう条件について説明していきます。

画像1



①クリア・ライド時は形がしっかり見えるように撮影する
→ロンパやブレイク等も見切れることなくしっかり撮影すること

②試合前に日時、場所、対戦相手、何Q目なのか記載されたホワイトボードを撮影してから試合に入ること
→Qが変わる時、スコアが入るたびにそのホワイトボードに何Q目なのか、スコアがいくつなのかを記載しビデオで撮影する

③チームタイムアウトやオフィシャルタイムアウト等でプレーが途切れた時にビデオを一度切る
→スコア後にはビデオは切らない


この3つが6on6時のビデオ撮影に加えて、試合で撮影してもらう項目になります


次に解説についてです。
ここも基本6on6時に喋ることと同じです!
(詳しくは前回の配信をご覧ください!)
加えて話してもらうことは以下の5個です。


【実況について】
①フェイスオファー・ウィング
→その場で見えなかった場合は後で確認しますと言う
→その後確認し忘れないようにする

②クォーターの初めやチームタイムアウト後などにゴーリーが誰なのか言うようにする
→武蔵ゴーリーも相手ゴーリーも
→名前や番号で

③エキメンは言えたら言う
→プレー始まってる場合はそっち優先で

④ファール
・フラックダウン
→誰のどんなファールなのか
→攻守の切り替えなのか、エキ・ダウンなのか
・エキ・ダウンの場合
→何分間のエキ・ダウンなのか
・タイムアウトなどの場合は、ビデオ切る前か始めた後に必ず誰のどんなファールだったのか話す

⑤エキ/ダウンの解除
→プレーの流れが早く喋りの人に言う余裕がない場合は撮っている人が言ってあげる


これらが試合でビデオを撮るときに気をつけてもらっている項目になります。


これまで、試合のビデオは横からしかとってきていませんでしたが、ポジションリーダー等からの意見により、クリアライドの形をより正確に見るために縦からの撮影を行なっていこうと考えています!


私たちは、プレーヤーにより良いビデオを提供できるように、より正確なデーターを共有できるように、プレーヤーやコーチの意見などを取り入れながらビデオの撮影方法を考えています。


一つ一つのビデオがプレーヤーの課題発見や成長、分析班が共有するデータに直結していることを全スタッフが理解し、ビデオの撮影を行なっています!

🥍🥍🥍🥍🥍🥍🥍🥍🥍
いかがだったでしょうか?
今回は、《ビデオの撮り方(試合編)》の説明でした!
特に分析班を立ち上げたばかりの方々に是非参考にしていただけたら嬉しいです😊

最後に、、、
😔これから分析班を立ち上げたいけど何をすればいいのかわからない!
😫いまいち影響力が出ない!
😖プレーヤーの数値に対する関心が上がらない!
などなどのお悩みを抱えている大学さん!
質問や教えてほしい情報などありましたら、コメントやライングループで募集しておりますので是非お声をお寄せください! 

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