《Q&A》分析班の立ち上げ〜実際行動編〜
こんばんは!
武蔵大学男子ラクロス部AS班3年の岡田真侑と申します。
今回は、武蔵大学AS班の立ち上げ行動について、詳しく共有していきたいと思います。
もともとLINEグループに入って頂いている方、少し興味が湧いて見て下さっている方、是非今後も見て頂けると嬉しいです!
AS班以外の武蔵大学男子ラクロス部についてもコンテンツ配信していく予定なので、楽しみに!
第6回目の内容は、
分析班の立ち上げ〜実際の行動編〜についてです!
前回同様に、こちらも他大学からGoogleフォームにて頂いた質問です!
早速本題に入りたいと思います。
【分析班立ち上げ後】
立ち上げ後は、以前紹介したように目標やスローガンを決め、組織としての土台作りをしました。
ただ組織が立ち上がってすぐの時はラクロスの知識も実際にどんな行動をしたらいいのかもわからない状況。
分析班としてプレーヤーにどう影響を出すか。
分析班としてどう成長していくのか。
多くの課題がある中で徐々に前進することが出来た理由には、HC長妻さんの存在があります。
【HC長妻さんとの取り組み】
データとして数値を出す以前の問題として圧倒的にラクロスの知識がなかった私達は、長妻さんと試合のビデオを見て、ラクロスの知識をつけるところから始めました。
ただ数値を出しているだけでは、その説明や考察は出来ませんし、私達も成長しません。そのため長妻さんから直接ラクロス知識の基礎を教わり、ラクロスを理解した上で、数値を出しを行いました。
また数値を出す上では、以前も紹介した獲得・喪失・ショット・被ショット・FOのフォーマットが必要です。
フォーマット作成はラクロスの理解/知識がなければ作成できません。そのため初期のフォーマットは長妻さんが作成してくださいました。
分析班内で認識のズレがあると正しい数値が出せません。そのズレをなくす為に、分析班内で何度かミーティングを重ね、認識の統一を図りました。
加えて、数値出しが慣れてきた頃に始まったのがノート考察。
試合でとったノートをみて、その数値から課題抽出を行い、課題の提示を定量的な面から行ったのです。(試合後の考察については第二回Q&Aで紹介しているので是非ご覧くださいませ)
【そんな簡単には影響を与えられない】
ですが、私達が出した数値や考察は、すぐに影響力を与えられませんでした。
この「プレーヤーへの影響力」というのは、他の大学でもよく出てくる問題ではないでしょうか。
原因としてあったのは、
①数値に対する知識・理解の少なさ
②①が原因となり数値を信用しない、価値を見出せない
この2つが大きな原因です。
高校生までの生活で数値の面から定量的に課題解決のアプローチをする人は正直少ないと思います。多くの人は感覚でプレーをすることが多い。
そこでまず継続的に数値の重要性を発信していきました。
全体に毎回考察やノートの内容を送って表に出る機会を増やし。それに加えてHCである長妻さんから分析班の出した数値や考察について発言してもらいました。
HCが分析班が送ったものに対し意見を言うことでプレーヤーは「HCが言ってるなら見るか」となる。初めから数値や分析に対する信頼を全面的に受けることは難しいです。
コツコツ継続していったことで徐々に影響を与えられるようになりました。
(こちらの「プレーヤーへの影響力」に関しては今後詳しくお伝えしていく予定ですのでお楽しみに!)
🥍🥍🥍🥍🥍🥍🥍🥍🥍
いかがだったでしょうか?
今回は、武蔵大学AS班の立ち上げ行動について説明させていただきました!
HCの長妻さんとの取り組みでどうプレーヤーに影響力を出していったのか、それと共にどうAS班が成長できたのか、お分かり頂けたのではないでしょうか。是非自チームでも活用して頂けたら幸いです!
最後に、、、
😔これから分析班を立ち上げたいけど何をすればいいのかわからない!
😫いまいち影響力が出ない!
😖プレーヤーの数値に対する関心が上がらない!
などなどのお悩みを抱えている大学さん!
質問や教えてほしい情報などありましたら、コメントやライングループで募集しておりますので是非お声をお寄せください!
長くなりましたが、今回はこれで終わりです。
次回は9/6配信です!
配信内容「ファイル分析の取り方と考察の仕方」
お楽しみに😊
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