分析班と下級生の関わり OF編
こんばんは!武蔵大学AS班です。
今回から2度に渡り、下級生目線での分析班との関わりについて掲載していきます!
下級生へのアプローチの仕方について質問をいただくことも多かったので、参考になれば幸いです😊
第1回はOF編です!
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MF3年 奥村怜司
武蔵大学ラクロス部3年MF奥村怜司と申します。今回は分析班と下級生との関わりについて少し書かせていただきます。
分析班が居てくれることで、私たち選手は課題を明確にすることができています。
ラクロスはミスが付き物のスポーツです。
だからこそ、試合の中で一つでもミスを減らすことが勝利を掴むために必要になってきます。
下級生の間はとにかくミスが多い。
慣れない試合感と物足りない技術で試合に臨まなければならないからです。
ミスのか原因はどこにあったのか、喪失の要因は、そこから見えてくる課題。
これを選手に細かく提供してくれるのが分析班だと思います。
自分の喪失の内訳やショットの枠内率、母数、決定率など、1つのプレーをとっても一人一人課題は全く異なります。
私自身、分析班が出しててくれたデータをもとに、何が足らないのか、どのようなプレーで改善していくのかなど、自分のプレーと向き合うための大切な材料となっています。
試合での数値をもとに選手が課題と向き合っていく。
分析班が課題を明確にしてくれるからこそ、選手がミスをなくそうと全力で練習に取り組む。
このサイクルが武蔵のラクロスを支えています。
少人数で闘う武蔵では、下級生の底上げが大切です。分析班からの下級生へのアプローチが武蔵を強くしています。
だからこそ下級生にはもっと分析班のデータを有効活用して、自分自身のプレーと向き合って欲しいなと思います。
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MF2年 雪江陽平
下級生と分析の関わりとしては、上級生のように組織全体の足りていない事を明確に数値として見える化するというよりは、
個人の成長している事を見つける、というような関わりが多いように思います。
上級生との組織練習をしていると、当然ながら技術の差があり練習をこなす、上級生についていくことだけで精一杯になります。
上級と比べ、足りていない事が多すぎて自分自身で目一杯になる人がほとんどだと感じます。
その為、だんだんと上手くなっていても上級生のレベルには足りないから上手くなっていないと感じてしまいます。
そんな時、分析班からの「下級生のセルフダウンが少なくなった」などのフィードバックをもらうと、そこで初めて
”できるようになっている事”
を見つける事ができます。
文頭でも触れましたが、分析班の強みは気づかないことを気づかせてくれる俯瞰的視点にあり、足りない点を見える化する、というのが基本的に多いとは思います。
しかし、下級生の課題は分析の数値で細かく出さなくてもわかるような個人技術がほとんどであり、自分の課題を自分自身で理解しているという人が多いです。
そんな焦りを感じている下級生だからこそ出来ていない事を伝える分析だけでなく、できるようになっている事を客観的に見つけ伝える分析の役割が重要になっていると思います。
理想は組織としては下級生も全体の数値に目を向け、取り組むべきだとは思いますが、実際はそこまで手は回らず、下級生はリーグ戦で戦えるだけの個人のレベルアップが最優先だと考えます。
このように、下級生と分析は「個人のレベルアップ」という点で深い関わりがあると思います。
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最後に、、、
😔これから分析班を立ち上げたいけど何をすればいいのかわからない!
😫いまいち影響力が出ない!
😖プレーヤーの数値に対する関心が上がらない!
などなどのお悩みを抱えている大学さん!
質問や教えてほしい情報などありましたら、コメントやライングループで募集しておりますので是非お声をお寄せください!
次回の投稿は 7/3 「分析班と下級生の関わり DF編」です!
投稿が増えてきましたので、コンテンツ毎の目次を作成致しました。
こちらも是非ご覧ください
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