武蔵@マレーシア

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海外移住を失敗させないための条件

「海外移住は意外に身近な選択肢?」 電子書籍無料プレゼント中 海外移住が夢だという人の話を聞くことが多いが、文字通り夢の様な生活を思い描いているだけということは多い。 実際にマレーシアに移住し、さらに海外各国を旅していて思うのは、プラスの側面ばかりにフォーカスすると足元をすくわれるということ。 たとえば、マレーシアであれば、気候が温暖、物価が安い、英語がある程度通じる、人が穏やか、親日的といったプラスの要素がある。しかし、それに対する憧れだけで移住するのは危険。 どの

    • マレーシアにロングステイするのに必要な条件

      現在、マレーシアは移住のハードルが低い国の1つであり、必要な条件はほとんどない。例えば、ビザについても、ない状態で入国し、1年程度のロングステイなら問題なく行える。 ただし、1年を超える期間のロングステイや永住であれば、そうはいかない。やはりビザがない状態では、入国管理で止められてしまい、最悪の場合には入国拒否されることも。 一応、日本人は90日以内ならビザなしで滞在でき、回数は無制限なので入出国を繰り返せば、理論上は永住もできてしまうわけだが、実際にはそのような運用はさ

      • マレーシアのロングステイの実態

        一言でマレーシアにロングステイをすると言っても、その目的は様々だし、実際に色々な活用法がある。 たとえば、老後の生活を気候が温暖で体に優しく、物価も安いマレーシアで暮らしたいというのは、典型的なロングステイの目的の1つだろう。タクシー代も安いので、自分で運転をしなくても移動も楽に行える。 子供の教育のためにマレーシアに移住し、ロングステイをする家庭もある。この場合、子供は大学生のように1人で留学できる年齢ばかりではなく、幼稚園や小学校の段階から英語や中国語に親しませるため

        • マレーシア移住にビザは必要か?

          私がマレーシアに移住した時、ビザは持っていなかった。それでも90日の滞在ができるし、一度国外に出て戻ってくれば、再び90日いることができる。 不安だったコンドミニアムを借りる際にも、ビザの有無を確認されることはなかった。最初の段階では、マレーシアに移住してきたのか、単なる旅行者なのか、これは入国審査の担当官も知るよしもない。したがって、何の問題もなく出入国を繰り返せる。 しかし、1年が経過した頃から、入国審査であやしまれることが増えた。ビザなしでマレーシアに住む友人たちを

          マレーシアに住みシンガポールで遊ぶ

          マレーシア最南端の街、ジョホールバルはコーズウェイという道路によって、シンガポールまで地続きとなっています。30分もあればシンガポールまで行けてしまうので、国境があるとは言え、実際には隣町という感覚があります。 シンガポールは世界でも有数の成長を見せている国で、街並みも洗練されています。グルメ、ショッピングでも世界トップクラスなので、遊ぶには不自由しません。ただ、ここに暮らすには相当な収入が必要になります。 これに対し、ジョホールバルは体感として、シンガポールの3分の1程

          マレーシアに住みシンガポールで遊ぶ

          クアラルンプールから夜行列車の旅

          クアラルンプールからジョホールバルへ向かう夜行列車。 前日も飛行機が夜行便だったので、2日続けて座席で夜を明かすことになったが、エアアジアの席よりもリクライニングができるのは嬉しかった(エアアジアはほとんど倒れない)。 思いのほか寒い夜行列車の中で、結局日本から着てきたダウンジャケットが役立ち、クアラルンプールで捨てなかったことを感謝した。 ダウンジャケットを着てちょうどいいほどに寒い車内で平然とTシャツ1枚でいる数人に驚きながら、早朝に予定時刻を過ぎても着かないジョホ

          クアラルンプールから夜行列車の旅

          マレーシアで詐欺に遭いました

          海外に出れば、様々な危険が待ち受けているので、注意しなくてはならない。 そんな当然のことを、今さらながらに思い知らされました。 簡単にまとめると、詐欺にあいました。 とても恥ずかしい話ながら、あなたの役に立つかもしれないので、お話しておきます。 朝食を摂りにホテルから出て信号待ちをしていたら、自称シンガポールから来た中年男性に話しかけられ、そばにある屋台で朝食を摂ることに。 この店はインド系で英語は通じない中、彼が注文を取ってくれ、そこでしばらく歓談。 シンガポー

          マレーシアで詐欺に遭いました

          マレーシアのATMでお金が引き出せなくなった

          クアラルンプールからジョホールバルまで夜行列車に乗ることもあり、日本から現金は最小限しか持って行かなかったため、ジョホールバルに到着後、シティスクエアという現地の中心地的ショッピングセンターにあるRBCバンクのATMでお金を引き出そうとしました。 最初は楽天デビットカードで挑戦したものの、なぜかお金は引き出せず。続いて楽天クレジットカードをATMに入れてみるものの、やはり同様の結果。RBCバンクの行員さんに尋ねるも、原因は分からず。 続いて、正面にあるPUBLICバンクの

          マレーシアのATMでお金が引き出せなくなった

          マレーシア移住後、新居への入居

          荷物は日本から持っていったカバンひとつと、現地で購入したスーパーの袋一つ(中身はシャンプー)だけだったので、とても身軽な状態での引越しとなりました。 不動産業者さんの車に乗り、ジョホールバルでの生活の拠点となる新居へ。ジョホールバルの中央駅から車で20分ほど、ついに新しい我が家への入居です。 とは言え、荷物は自分が手に持っているもののみ。大々的な引越しの作業も必要なく、自分が部屋に入ると同時に、入居が完了しました。驚くほどあっさりしています。 とは言え、その後に事務手続

          マレーシア移住後、新居への入居

          マレーシアのコンドミニアムの周りはスラム街?

          物件探しの時にはコンドミニアムの建物自体を重視していたものの、実際に住み始めると周囲の環境も気になります。周りに高い建物がないのはいいものの、一見する限り、スラム街のように見える地区があるのは気がかりでした。 しかも、方向音痴な私は、日暮れ前に夕食を取りに出かけてから、見事に道に迷ってしまいました。これ、引越し当日です。 ジョホールバルはマレーシアの中では治安が悪いと聞いていた上、歩けば歩くほど、あまり治安が良さそうではない街並みに変わっていきました。上半身は服を着ずに歩

          マレーシアのコンドミニアムの周りはスラム街?

          マレーシア移住へ最初の障壁

          ジョホールバルへの移住を決めた際、手配したのは片道の航空券だけでした。何しろ、当面戻ってくる予定はなかったので。 片道の航空券は往復に比べて割高なものの、格安航空券を買って片道だけしか乗らないと、満額(正規料金分)を請求されることもあるという話しを聞いたので、エアアジアで片道の航空券だけ買って、後は必要な衣類等を持っていけば済むはずでした。 しかし、調べてみるとマレーシアへの入国は、ビザを持っていない場合、帰りの航空券、もしくは第三国へ出国する際の航空券がないとダメである

          マレーシア移住へ最初の障壁

          マレーシアへの出発前夜

          明日の夜にはマレーシアに向け、羽田から飛び立つことになる。そんな状況ながら、準備万端とはいかないのが私の性分で、日本にいる間に済ませなくてはならない用があった関係で、新宿に行ってきました。 本当は昨日に行く予定が、雪によって延期になったのです。 そんなわけで、前日にも関わらず荷物の準備に専念できるわけでもなく、新宿を歩きまわって、しばし日本の都市との別れを済ませると、すでに日が沈んでいました。 まだ見ぬジョホールバルには、きっと新宿のように多くの灯りがついてはいないのだ

          マレーシアへの出発前夜

          いざ海外移住、日本出国までの手続き

          日本から出てマレーシアへの海外移住を果たすとなれば、色々と煩雑な手続きに忙殺されるのかと思っていたものの、実は簡単でした。何しろ、一度市役所に足を運ぶだけで終わったのです。 市役所で住民票を抜き、住民税の説明を受けるだけで、あっさり手続きは終了しました。 住所については特に聞かれることがなく、移住先の国名(私の場合はマレーシア)のみを書けばよかったので、詳しい住所は不要でしたし、向こうでの住所証明が必要なわけでもありません。 日本出国のための手続きは、原則として市役所に

          いざ海外移住、日本出国までの手続き

          マレーシア移住にビザは必須?

          海外に移住する場合、ビザの問題があります。マレーシアなら、労働ビザ等を除くと、MM2Hというリタイアメントビザが一般的です。リタイアメントと言っても、実際に退職した人である必要はありません。 つまり、MM2Hというリタイアメントビザを取得しても、マレーシアに移住してから働くことが可能です。では、どのような条件で取得できるかというと、一定の資産と、銀行への預入が必要です。 具体的には、50歳以上の方は35万リンギット(約900万円)、50歳未満だと50万リンギット(約150

          マレーシア移住にビザは必須?

          マレーシアで激しいスコールに降られたら

          東南アジアに特有の天候といえば、スコールが挙げられます。これはマレーシアにおいても頻繁に起こり、私の住んでいるジョホールバルでも数日に一度の割合で見られます。主に夕方が多いものの、午前中や昼過ぎにスコールが降ることもあります。 日本の通り雨と違い、マレーシアのスコールは時として台風の時に並ぶぐらいに激しく降ります。もっとも、風は吹きませんが。とにかく雨粒は大きく、勢いもすごいです。ただ、そうした時の方が短時間で降り止むタイミングは速いので、必ずしも困るとは言えません。 た

          マレーシアで激しいスコールに降られたら

          マレーシア長期滞在のポイント

          実際にジョホールバルに長期滞在してみて分かるのは、日本人のロングステイ先として本当に向いているということです。渡しの場合には、ジョホールバルが移住先ですが、クアラルンプールにも行っているので、ある程度マレーシアのことは分かります。 その上で、様々な面からマレーシアは日本人の長期滞在先として魅力があります。まずは治安。東南アジアと聞くと、物騒な事件が頻発している地域と思うかもしれませんが、マレーシアの中で最も危険と言われているジョホールバルですら、実際には安全に暮らせます。

          マレーシア長期滞在のポイント