<雑想0096> ちょっとビックリするけど
◆水戸のホームセンター敷地でニホンミツバチが「分蜂」 張り紙で「神対応」も (水戸経済新聞)
実際、ミツバチの「分蜂」とビックリするし、すこしおっかない気がしますが、とくに人間には危害を加えないそうです。
テレビの「鉄腕DASHE」で、私も初めて詳しく知りましたが、以前はどこかで駆除した報道を見た気がします。 今回のお店の対応は、人間と自然と動物が共存するためのとても良い対応だったのではないでしょうか。
私が子供の頃は、家の近所にはハチがたくさん飛び回っていました。
マルハナバチは針がないので、よく捕獲して、首の周囲にひもを付けてから手に持って遊んでいたりしましたね(ハチさんごめんなさい…)。
クマンバチが実家の縁側の下に営巣してしまい、父親が駆除したこともありました。 しかし、後で知ったことですが、クマンバチは針があるものの、人間にはほとんど興味はなく、捕まえて手で握ったりすれば刺しますが、そうでなければ、積極的に人間を攻撃するようなことはないそうです(ハチさんごめんなさい…)。
スズメバチもたまに出没しており、近所の知人の家の軒先には、スズメバチの大きな巣がぶら下がっていたのが印象的です。
日本で、野生動物による、人間の死亡事故の最も多いケースは、クマや毒蛇ではなく、スズメバチによるものだそうです。
スズメバチが近づいてきた場合は、振り払ったりせずに、じっと動かずに静観していれば、基本的には、そのうち、人間に興味をなくして飛び去っていくと教えられていました(巣の近くに接近した場合は違いますが)。
振り払ったりすると、逆に、攻撃されたと認識して、逆襲してくるそうです。
最近では、アメリカに、スズメバチが進出して定着しつつあるようで、一部では「殺人ハチ」として報道されてもいるようです。 しかし、アメリカの専門家も「日本では人間と共存しているので、怖がりすぎる必要はない」と解説していたように記憶しております。
脅威や害があるからといって、自然や動物をむやめに排除しようとせずに、何らかのカタチで折り合いをつけて、お互いに共存していくことが大事なのかなーなどと思われます。
ではでは。