ヤミーなガーリックシュリンプの作り方
料理は、加工である。
人は食べなきゃ生きていけない。
しかし、自然の恵みをそのまま頂くのはハードルが高い。
だから、料理をする。
故に、その意味で料理の最初は加熱である。火を使うことでヒトは人となる。
生きるための「料理」。
貿易路の拡大により、香辛料と出会い美食に目覚めた人間は、旨みの高みを目指し始める。
食べるための「料理」。
しかしながら、現代、身の回りが自動化され、料理をしなくても、生きられる上に、美味しいものが食べられる時代となった。
では、今、なんのための料理なのか。再定義が求められる。
僕の定義。繋がるための「料理」。
「料理」はもはや普遍的なものではなくなってきている。今後も「料理するのが珍しい!」という社会になっていくだろう。
だとするならば、「料理」は「加工の作業」という価値だけではなくなる。「自己紹介」となり、「場」となり、「キーワード」となる。
この個人化する社会において、アナログな「料理」という行為が持つ、人と人を繋ぐ作用の価値が相対的に向上し、重きが置かれる。
だから、繋がるための「料理」となる。
閑話休題。
素敵な序文は置いといて、
僕のガーリックシュリンプの作り方講座!
といっても、超基本的。かつ、合理的。
一つ一つの行為の意味も解説!
①20%オフのバナメイエビを買う
→安いから
②外皮をむく(背腸はとってもとらなくてもいい)→邪魔だから
③料理酒と塩でエビをモミモミ
→エビが綺麗になって、臭みとれるから
④しょうがとにんにくと味の素でモミモミして30分放置
→味が濃い方が美味しいから
⑤片栗粉で軽くコーティング
→焼いた時に、ソースが絡みやすいから
⑥フライパンにバターをしいて、刻んだニンニクと唐辛子を炒める
→フライパンからアンバリーバブルなほど良い匂いがするから
⑦エビぶち込んで炒める
→食中毒を防ぐため
⑧皿に盛り付けて、パセリと追いバター
→別にこんなことしなくても良いけど、うまそうに見える
完成!!
こう書いているうちにもお腹は空く。割とヘルシーなので、サラダと一緒に食べてください。おすすめはサニーレタス。