1人飲み
みんなでワイワイ飲むのが大好き。
よく大勢で飲むのは好きじゃないという方もいるが、僕は人数が多ければ多いほどボルテージが上がる。(二日酔いになる確率も上がる)
芸人との大人数飲みは確実に楽しい。
つい先日もハラハシモトや電人バンドと飲んだが、アガりすぎた。ほぼ大喜利しかしていない嫌な飲み会だった。
超ネアカ(根が明るい)なので、同じ属性のくじらとは相性が合う。
サシ飲みも好き。
ゆったり深く、食事と酒を楽しむことができるから。
しかし、自由な時間に帰れないのが難点。だから、少しエロいが自分の家での宅飲みがベスト、いつでも寝られる。
好きなお酒を選んでもらい、好きに割っておうち居酒屋、お互い連れてきたおつまみたちを肴に話したり、黙ったり、ゲームしたり、映画見たり、散歩したり、、
夏の宅サシ飲みに勝るものがあるか?いや、ない。
お父さんとはいつも家で飲んでいた。
しかし、最近、1人飲みブームが到来している。
その良さは、とどのつまり「自由」である。
一切行動の制約がない。
「自由」を得て、初めて人は「不自由」に気づく。
・店えらび
・入店時間、退店時間
・座る位置
・食べ物
・飲み物
・お会計
・話題
・表情
・ペース
など、、、
「不自由」は全く悪くない。
それこそが人間関係の源泉であり、社会であり、粋な部分であるからだ。
しかしながら、良し悪し関係なく、それがストレスとなっていることは間違いない。
先日、とても久々に1人飲みをした。
4件くらい回った。いきたいお店が多すぎるのもあるが、回りまくった。
自由に飲んで食べた。春の空気は、心の落ち着きと高揚感を同時に誘発させる。相反する現象が矛盾なく心に存在する。良い季節。
1人での行動の責任は全て自分にある。
全て自分から出発し、自分に帰結する。
それが自由であり、1人飲みの良さだ。
しかし、寂しさもある。それも素晴らしい。
結局、自由であってさえも、物足りなさが残る。
ここのお店に〇〇を連れてきたら喜ぶかなとか、ここタバコ吸えるから今度〇〇連れてこよう、とか、そういうことを思う。他人を思い出す。
尊い不自由を欲している。
以前から、週に一日はバイトも何も入れない、ネタ書きの日を作っている。
その日の夜は、1人飲みをすることに決めた。