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【家づくり】2-6 家は建てることに意義がある

書き溜めてたテキストが終わったのと同時に首を痛めてPCの前に座れなくなってしまい、Ghost of Tsushimaがものすごくはかどった。

オープンワールドゲームにハマるとひたすらゲームしてしまうので本当に危ない…だが蒙古は根絶やしにせねばなるまい。

さて正気に戻って家づくりのつづき。

土地の形状が大胆に変わってしまったことで、家本体のプランも大胆に練り直すことになってしまったというのが前回までのお話。

なあに、クソかっこいい棺桶型ハウスがクソかっこいい正方形型になるだけだから、たいした問題ではござらんな!

というのは施主側の話で、設計やり直しになる建築家氏はたまったものではなかっただろう…それもこれも都市計画道路のせいですので、恨むなら都市計画道路のほうでお願いします。

打ち合わせのペースは月イチなのだが、プラン確定までにほぼ1年半かかっただろうか。その前のプランがポシャったことを計算に入れると、ざっと半年ロスしている。

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打ち合わせのたびにあーだこーだ意見のすり合わせを行って、毎度書き込みがこれくらいになっていた。おわかりいただけるだろうか、この熱量。

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ちょっと家らしくなったんじゃない?

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こちらがほぼ最終プランになったときの模型

で、ようやく中身は大まかにまとまったものの、次に立ちはだかるのが予算の壁である。
住宅ローンについては算段がついたものの、完成したプランを予算内に納めるために、なにがなんでも減額せねばならなくなったのだ。

【減額作戦A】家のスケールを小さくする
 坪単価60万としても、2坪小さくするだけで120万も節約!
減額作戦B部材のグレードを落とす
 珪藻土とかうるせー!内装はベニヤ板で十分ですから!
減額作戦C設備のグレードを見直す
 どうせ料理しないしキッチンのランクは最低でいいから!
減額作戦D施主が施工する
 こうなったら仕上がりが糞でも構わん!

このうちCについてはキッチンのグレードを落としすぎて残念な賃貸アパートみたいなレベルになってしまったため、逆に予算アップすることに。Dについては削減できるのが人件費だけなので、実はあまりインパクトがない…。

そんなわけでAとBの合わせ技で調整することにしていったのだが、当初予定より家がスケールダウンしてしまい、特にその余波を食らった玄関がハチャメチャに狭くなってしまったという。
来客のみなさん、うちの玄関が狭い理由がコレです。

いいんだよ、家は建てることに意義があるとブッダもおっしゃっておられるしね!

ぶっちゃけ一番減額したかったのが300万もかかる地盤改良なのだが、残念なことにこれをクリアしない限り建築申請が通らない。また下水道が来ていない地域では浄化槽も必須になってくるので、土地から取得する場合は十分に考慮されたし。もうね、見えないところに金かかりすぎ!

前哨戦がだいぶ長くなりましが、次からようやく建築フェーズに入ります。
その前に蒙古を殲滅し(日記はここで終わっている)

そこの君! 応援してくれても良いんだぞ?