BelleLifeCreate
BelleLifeCreateとは僕の構えている屋号です。
どんな気持ちが込められているかと言うと…
Belle→幸せの象徴として
Life→生活
Create→創る・創造
をまとめて
「より幸せな生活を創造していく」
上記をコンセプトに立ち上げました。
僕自身がLGBTQの当事者であり、いわゆる普通の人より自分にお金がかかる(ホルモン注射や性別適合手術など)うえに詐欺に遭ったり搾取されたりとお金に苦労した経験があります。
自分にお金がかかるという点は性同一性障害当事者の多くが直面する問題です。
お金とは切っても切れない縁の仕事面においても苦労があります。
今はダイバーシティ推進が表舞台に出てきてはいるものの、良く報道されているのはほんの一部であり、実情とは異なります。
友人の一例
彼(FTM)はまだ改名をしておらず、☆子というのが彼の本名です。
身バレ防止のために職業等は避けますが、世間的には聞こえも良く、高学歴で国家資格を有していないと就けない仕事をしています。
その中で出世に伴いフルネームを表に出さなければならなくなったそうです。以前は役職に就いていなかったので苗字だけでOKだったそうですが、責任者はフルネームを。と上からの指示が出たんだそうで…
彼は身長こそ高くないものの、ホルモン注射は開始しているのでパッと見は男性です。しかし名前が☆子なので「あなた男性なのに☆子なの?」「もしかして女の子?」といった声が彼に襲い掛かります。その度に彼は顔で笑って心で泣く日々…
昇進する前、上司に「通称名を使わせてほしい」と頼んだものの、責任者だから。と一蹴されたそうです。
「毎日名前のことで嫌になるけど転職したら給料が下がるから辞められない。」と。
面接の段階で性同一性障害と伝えたらその場で面接を終了された。といった話も耳にしたことがあります。
僕が直接耳にしている話もまた氷山の一角でしょう。
選べる仕事の幅が極端に狭いのも実情です。自身のことをまた一から説明、理解を求めるのが億劫で条件の良くない職場であっても泣く泣く今の仕事を続ける人はたくさんいます。高い能力を持っていてもそれを発揮する場も与えられない。能力に見合った給与を貰えない。こんな事例は数え切れません。
しかしこれが日本の現状なのです。昔に比べたら社会の理解もかなり進んだと実感はしています。ゆっくりゆっくり、我々も生きやすい世の中になってきてはいますが、まだまだ不便は多いです。主張ばかりが通るだなんてもちろん思っていません。全人類に理解してもらえるとも思っていません。
そして、一般人に法律を変える力や社会の価値観を一変させることは不可能に等しいのも分かっています。ならば変えるべきは社会ではなく自分自身。これなら誰でもできます。
現状を嘆き悲しんで不平不満を並べても何も変わりません。
そうは思っているものの、どこから何をどう手を付けたらいいのか、何をしたらいいのか分からない。一歩踏み出す勇気がほしい…
そういった方々のQOL向上の一助となれるようBelleLifeCreateを設立し、LGBTQライフスタイルアドバイザーとして活動しています。
HP、Twitter、またはインスタグラムよりお気軽にお問い合わせください。
フォローもお気軽にどうぞ!
ちょっとしたことで人生は大きく変わります。
そのきっかけがBelleLifeCreateであったら幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?