エムバペのベルナベウデビューの期待と現実(後編)

昨日、エムバペの先ベルナベウデビューに関する記事で過去の"銀河系"の選手のベルナベウデビュー戦を振り返り記事を投稿いたしました。
今回はその続きとエムバペのデビューの状況についての投稿をします。
今回で完結編です。
前編は↓

引用元：
https://www.nytimes.com/athletic/5719143/2024/08/25/kylian-mbappe-bernabeu-debut-real-madrid-ronaldo-beckham/
https://www.nytimes.com/athletic/5722905/2024/08/26/real-madrid-mbappe-endrick-bellingham-valladolid-guler/

第二次ギャラクティコ(？)

エデン・アザール

対レバンテ(2019年9月14日)
チェルシーからマドリードに移籍したこの契約は、エデン・アザールがベイルに代わって移籍金のレコード(約1億2000万ユーロ)を塗り替えた。その年の6月は猛暑にもかかわらず、約5万人のファンが彼の入団会見を祝うために集まった。
しかし、アザールのベルナベウでのデビューは、この後、悩まされることになる怪我の最初の1つを負ったため、延期されることになった。つまり、彼がデビューしたのは9月中旬だった。
大事な瞬間では期待に応えられませんでした。アザールは、3-2で勝利したレバンテ戦の最後の30分から出場した(3-1のスコアでカゼミーロと交代して出場した)が、大きな印象を与えることはなかった。しかし、彼はがっかりしているようには見えなかった。
「最初の瞬間から、ここでプレーしたいと思っていた」とアザールは言った。「美しいスタジアムで、ファンは常にホームでプレーするチームを応援し、その瞬間を楽しみたいと思っている」
関係者全員にとって残念なことに、怪我という不運に見舞われたため、彼のマドリードでのストーリーはいいものにならなかった。

第三次ギャラクティコ

ジュード・ベリンガム

ベリンガムのベルナベウデビューは、レアル・マドリーにとって近年の最高のデビュー戦の一つだった。
このイングランド人選手は、シーズン開幕から3試合(当時ベルナベウは改修工事中)で重要な役割を果たし、すでに4ゴールを決めた選手の姿を見て、ファンは大喜びだった。彼は再び舞台の中心に立った。
彼はスタートからマドリーの攻撃の中心となり、その夏のベンゼマの突然の移籍後、アンチェロッティ監督が彼のために作った新しいポジションで活躍した。
しかし、ベリンガムが何度か危険なパスを出し、2本のPKがVARによって取り消されたにもかかわらず、試合終盤に得点し、マドリーはヘタフェに逆転で勝ち点3を奪うことができた。
ベリンガムが逆転劇を演出した。ホセルの同点弾に加え、95分の決勝点は、ホームのファンからは心からの祝福を受け、新たなスターの到来を確信した。昨シーズン、彼がマドリードで達成した勝利は、これだけではありませんでした。

ここまでが過去の銀河系選手のデビュー戦の評価でここから本題のエムバペのデビュー戦です。

本題

キリアン・エムバペ

キリアン・エムバペのホームデビュー戦だったため、大きな期待が寄せられていたが、サポーターは若きブラジルのスターのエンドリッキを含む3人のゴールスコアラーを祝福することになった。18歳のストライカーは、ベンチから出場してからわずか10分後にロスタイムに3点目を奪い、クラブでの公式戦初出場を果たした。
大きな期待を集めていたにもかかわらず、夢のようなデビューは果たせなかった。
序盤は9番としてプレーしていたが、時間が経つにつれて、ゴールを背にしてボールを受けることに不快な表情を浮かべており、裏抜けなども見られなくなった。
交代出場した18歳は、3月にここでブラジル代表としてスペインとの親善試合に出場し、スタンドで見ていたマドリーファンとクラブスタッフ全員を感動させるゴールを決めた。
バリャドリー戦では、ペナルティエリア外から2人のディフェンダーをかわしてスペースを空け、右足で強烈な低いシュートを決めて再びネットを揺らした。
試合後、チームメートがソーシャルメディアで彼に感謝のメッセージを送り、ドレッシングルームでのニックネームが「ボビー」であることを明らかにした。これは、最近のインタビューでイングランド・ワールドカップ優勝者のボビー・チャールトンをアイドルだとしていることに因む。
アンチェロッティは、「彼が9番としてプレーすることがペナルティになるとは思わない。彼は素晴らしいストライカーで、非常に速く、ボールを持っていないときでも非常にうまく動き、後方から攻撃する…最終的にはゴールを決めるだろう。」と語った。

最後に

この次の試合でもエムバペ不発で、マドリーも引き分けでした。
正直なところ、このメンツの中に入っていないジダンが加入した時もジダンの最適ポジションを見つけきれなかった序盤は不調だったと記憶しています。最終的にジダンはマドリーでもレジェンドになったので、エムバペも時間が解決する問題だと思います。
気がつけば今シーズンも何かしらのタイトルをとっていると思います。

この投稿を読んでよかったという方はスキ、コメント、フォロー等していただけると幸いです。
また、改善点等あれば、そちらもご指摘のほどよろしくお願いします。
今回もお読み頂き誠にありがとうございました。