ロシアンスーパーに行ってきた
「ロシアの食べもの」と聞くと、何を思い浮かべますか?
ピロシキ?
ボルシチ?
ウォッカ?
ウォッカは食べものじゃない?では、食材は?
私の場合、これといって思い当たる食材はありませんでした。
ところが、デュッセルドルフにはロシアの食品を販売するスーパーがあり、そこには魚があるとの情報をキャッチ。
高いので気軽に魚介類は買えず、
あったとしても鮮度はイマイチ。
そんな土地に住んでいるので、魚の情報を聞きつけると行かずにはいられません。
半年ほど前に業務スーパーでカニを買った時なんか、喜々としてレポートを書いたほど。
というわけで、行ってきました。
2階は雑貨売り場
※外観写真は上記HPより。店内の写真も多数掲載されています。
2階に雑貨売り場があるとのことで、先にそちらへ。
店番の女性がひとりレジに座っているだけで、
ひっそりとした店内は「なんでもアリ」なラインナップ。
薬、調理器具、食器、玩具、キャンドル、本などなど。
本が並ぶ一角にて、夫は「何を書いてるかサッパリ…」と漏らしていましたが、私はかれこれ1年半くらいそんな状況です。
スーパーのある1階へ
※こちらの写真もHPより拝借。
野菜や果物は近所のスーパーで買えるので、
ふだん見ないものを探して奥に進んでいきます。
▼何かしらの魚卵っぽい缶詰。
デザインがおしゃれ。
▼トマトの「瓶詰め」
野菜や果物は瓶詰めが主流なのでしょうか。
マッシュルームや人参などの野菜も、缶ではなく瓶詰めが目立ちました。
▼スイカの瓶詰め。
見たことも聞いたこともない、スイカの保存食。
▼お菓子売り場にうず高く積まれてた缶詰。
何かはよく分からない。
▼これぞ「ショット」
土産物の定番なのか、ほかにも銃型のウォッカがありました。
▼時計型のウォッカ。
時計の機能はなさそうでした。
購入品
▼キムチ
ロシアでキムチ?って思うじゃないですか。
近所のスーパーでは買えないうえ、好奇心もあり購入。
買ってから気づきましたが、白菜ではなくキャベツのキムチでした。
「そういえばキムチって漬物だったね」と思い出すくらい、酸味の強いアッサリしたお味。
暑い日のおつまみに最適です。
▼ナンのようなパン
思いっきりアラビア語が書いてあります。
どうしてここにあるのか分かりません(笑)
夫いわく、お気に入りのレバノン料理店で似たようなパンを食べたことがあり、気に入っているとのこと。
ナンとラップの中間くらいの薄さで食べやすく、甘くもしょっぱくもイケるお味でした。
▼フレーバードウォッカ(はちみつ+チリ)
はちみつが入っているので、アルコールのキツさが和らいで飲みやすいお味。辛味はあまり感じませんでした。
ですが、香りはセメダイン。飲めなくはないです。
▼さきイカ
まさか、ここで出会えるとは……!
日本酒大好き、干物も大好物な私たちは大歓喜。
カウンターで量り売りする形式でしたが、さきイカの重さなんて考えたこともなかったので、とりあえず200gで注文。買い占めてしまいました。
酒に浸してもヨシ、マヨネーズ+唐辛子につけてもヨシ。
今の私にとって魚が食べられることは多大なアドバンテージなので、ロシアに対する印象が一気に上がりました。
しばらくは難しいでしょうが、ロシアにも一度行ってみたいです。
そういえば、積んでいた
ロシアに触れたことで、少し前に購入して「積ん読」状態の本を思い出しました。
『おそロシアに行ってきた』嵐よういち 著
著者のロシア旅行記で、チャーミングなイラストが目を引く表紙です。
せっかくの機会なので読んでみました。
訪問地の歴史も織り交ぜつつ、「前半はちゃっかり者の同行者・後半はどこか抜けてる編集者との珍道中」な内容で、楽しくサラリと読めてしまいました。
ロシアに興味がある方はぜひ。
うん、やっぱり一度はロシアに行ってみたいなあ。
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