やることやったら、あとは運ゲーだと受け止める
世の中は運ゲーに溢れてる。
人材育成については、教えることはできるけど、育つかどうかは本人次第。研修とかフィードバックとか教材準備はできるけど、学ぶかどうかは本人次第。学びを実践するかどうかは本人次第。
マーケティングも同じ。広告とかPRとかセミナーとかブログとかで買っていただける確率を高める施策はできるけど、買ってくれるかどうかは本人次第。カスタマージャーニーとかあるけど、いつにトリガーが発生して顕在層になるかなんて、完全に予測してコントロールなんかできません。できてたらいまごろトップオブトップの会社はそういうことしてるはずだし、世界を席巻しまくってるはず。
だから結局は、人を変えるためにも、自分自身はその確率を高めることしかできないって前提に立つ方が建設的だと思います。変わろうとするのは、本人にしかできない。
そのうえで、バッターボックスに立って、バットを振り続けること。次々と施策を打つこと。行動しない限りは、社会になんらかアクションをして変化を起こそうとしない限りは確率を高めることはできませんから。
100%うまくいく施策なんてそうそうない。プロ野球選手だって3割打てれば万々歳です。なので、確率を高めるためには一回やって「本件についてわたしはやりましたよ」って満足しちゃわないで、次々と打ち手を施すこと。
で、やることやったら、あとは運ゲー。運ゲーなんですよ。
変わる人は変わる。変わらない人は変わらない。それだけです。
<2022/11/6追記>
イグノーベル賞のこちら、めっちゃ面白いです。
Talent vs Luck: the role of randomness in success and failure
【朗報】イグノーベル経済学賞「成功するのは才能ある人ではなくただ運のいい人である」→「嫉妬…するなぁ」
運を引き寄せる。
なんか勇気もらえた。どんどんサイコロを振っていこう。