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20250201
2月が始まった。
相変わらず寒い日が続いているし、明日は場所によっては関東圏でも雪が降るらしい。
でも着実に春に向かって季節は進んでいるんだな、と実感した日でもあった。
今日は梅ヶ丘駅というところに初めて降り立ち、梅ヶ丘パークホールというキャパ100人くらいの小さい会場で、シンガーソングライター・前野健太と、イラストレーター・本秀康のトークイベントがあったので、行ってきた。
開場まで時間があったので、駅前の中華屋さんに吸い込まれるように入店。
白菜ラーメンと半チャーハンと餃子のセットを食べて大満足。
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会場の近くに広い公園があったので、時間まで軽く散策した。
すると梅ヶ丘という地名にぴったり、梅の花が見頃で思わず写真をパチリ。
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広い公園だからか、ランニングしてる人もいれば犬を連れて散歩してる人、小さなお子さんと一緒に来てる人、ベンチに座ってぼーっとしてる人と、色んな人がいたけど、雰囲気がのどかで、とっても居心地が良かったな。
ずっと都会の忙しさにかまけて、地下の薄暗いライブハウスや映画館ばかりに生息していたので、こういう自然豊かでのどかな場所は随分久しぶりに思えた。
子どもたちが焚き火的なことをやっていたり、遊具で遊んでいたりと、あぁ、こういう牧歌的な風景もたまには良いもんだな、と思った。
開場時間が近づいてきたので、梅ヶ丘パークホールへ。
前から2列目の良い席を確保できたので、思う存分マエケンと本さんのトークを楽しむことが出来た。
『マイ・プレイリスト』という企画で、本さんは自身の好きなカバー曲を10曲、マエケンは自身がライブでカバーしたことのある楽曲を10曲ずつ紹介していくという形式でイベントは進んでいった。
チケット代も1500円と格安だったし、トークだけかな?と思っていたけれど、マエケンの隣には小ぶりのアコギが。
期待していた通り、自身がライブでカバーしてきた曲を生で弾き語りしてくれて感激。
とくにaiko「カブトムシ」は、aikoジャンキーの身としてはこれ以上にないご褒美みたいな時間だったな。
あと木村弓「いつも何度でも」も、絶品だった。
本さんも仰っていたけど、「いつも何度でも」は、もう詞の世界観が、マエケンの曲に近いというか。もうすでにマエケンの曲として完全にモノにしていたように思う。
いつかカバーアルバムを出したいと言っていたので、実現したら嬉しいな。
イベントの最後には本さんからのリクエストで、テレサ・テン「別れの予感」をマエケンがしっとりと歌い上げた。
正直、原曲にはあまり馴染みがなかったのだけれど、マエケンの歌心が十二分に感じられて、沁みまくったな。
マエケンの歌を聴いていると、自分もギターを弾いて歌いたくなるんだよな。
その生々しい歌心に触れると、自分でも歌うことができるんじゃないか?と思わせてくれる。
色んなミュージシャンを生で観てきたけれど、こんな気持ちにさせてくれるのは、マエケンだけだろう。
また近いうち、その熱い歌心に触れにいこう。