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20241222

今日は午前中の記憶がほとんどない。

さすがに連日の疲れが溜まっていたのか、予定していた映画や整体にも行けず、14時くらいまで3度寝くらいして布団の上から起き上がれずにいた。

なんとか起きて洗濯物を取り込み、出かける準備をする。

今日もライブの予定を入れてしまったからだ。

向かうは国立代々木競技場第一体育館。

今日は新しい学校のリーダーズのツアーファイナルが行われていたので、チケットが格安で手に入ったこともあり、観に行ってきた。

私は「オトナブルー」から好きになったいわば、にわか新参者のファンなのだが、昨年急にハマってから、サマソニで初めて観て、東京体育館のワンマンライブに参加して、今年1月の日本武道館公演も行ってと、なんだかんだでもう4回目の現場参加になる。

今日はこのライブの他にも、東京ガーデンシアターではYUKIが、昭和女子大学ではハナレグミが、恵比寿ガーデンホールでは夏川りみが、それぞれライブをやっていて、どれも行きたい公演だったので迷ったが、新しい学校のリーダーズを観ることにした。

なんだかんだで、縁のあるグループである。

やはり私みたいなひねくれ者にとっては、王道のキラキラアイドルというよりも、ちょっとはすっぱでいけ好かない感じのグループの方が性に合っているな、と思った。

「個性や自由ではみ出していく」という彼女たちお馴染みのフレーズでの自己紹介も聴けて、もちろん代表曲の「オトナブルー」や最新曲も惜しむことなく披露されて、濃いパフォーマンスだったように思う。

ちょっと意外だったのは、生でサックスやトランペットのホーン隊がいたこと。

これにより音源にも厚みが生まれて、音楽的な側面でも成長していっているんだな、と思った。

そしてセンターのSUZUKAの熱さは相変らすわで、MCもよくそんな熱量でできるなぁ!と感動すらしてしまうし、パフォーマンス中も客席に降りて行ってファンと戯れたりと、縦横無尽にステージを駆け回る姿は、エネルギーの塊といった感じか。

世界中を巡るツアーをやり、日本でも13公演のツアーがあって、体力的にも相当大変だろうに、いつ観ても全力で駆け抜けていく姿は、清々しさすらある。

今日は目の前の列にいた3~4歳くらいの男の子が、本当に何にも縛られることなく音に身を委ねて楽しそうに踊っていて、あぁ、この姿を観るだけでもチケット代のお釣りがくるなぁなんて思った。

そう。新しい学校のリーダーズの客層は老若男女幅広い。小さい子供や若者もいれば、親子連れやオッサンもいる。

彼女たちの提唱する「青春に終わりはない」というモットーは、きっと全世代に刺さるのだろう。

そして何より曲がバッキバキで格好良いし、4人の個性が弾け飛ぶダンスも見応えがある。

本編は90分くらいだったけれど、その間に詰め込まれた演出が目まぐるしくて、2時間半くらい経過したかと思った。かなり濃密なライブだったな。

終演後は寒空の中、渋谷のPARCOまで歩いて細野晴臣のポップアップストアに立ち寄る。

靴下が可愛かったので、買うか迷ったが高かったので断念。


細野晴臣ポップアップショップ@渋谷PARCO

帰りにマクドナルドに寄ってナゲットとポテトを買い、馴染みの二丁目のバーで開催されていたクリスマスパーティーに顔を出した。

忘年会とかクリスマスパーティーとか、けっ!と思っていたけれど、居心地のいい場所で居心地のいい人たちと過ごすクリスマスパーティーは、楽しいなと思った。

お客さんが持ち寄った料理をつまみながら、近くの人と会話をするのは楽しい。

人と話すのが苦手だった私にとって、こう思えるまでになったのはだいぶ進歩したな、と思う。

まだ好きな人に出会うみたいなことはないし、今は遊ぶのに全力でそんな余裕もないが、いつかは居心地のいい人と出会えたらいいな、と思ったクリスマスの夜だった。

もうクリぼっちとか言って自虐するような人生には別れを告げよう。勇気をだして。

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