
20250214
ハッピーバレンタイン!
チョコは誰からも貰わなかったけれど、日本武道館でとある歌手からたくさんの歌のプレゼントを貰えた。
今日は初めてASKAのライブを観に行ったのだ。
正直CHAGE and ASKAも含めて有名曲数曲しか知らなかったのだが、せっかくツアーをやってくれてるし武道館も行きやすいなと思い、経験として一度観ておきたいな、と思ってチケットをゲットした。
バンドメンバーは、ギター2人にベースにキーボードにドラムに、バイオリンにサックスに男女のコーラスと大勢いたので、演奏にも厚みがあってとっても聴きごたえがあったな。
とくにギターはaikoのバンドメンバーでもお馴染みの設楽広臣さん(たらちゃん)だったので、初めての生ASKAだったけれど、どこか安心して臨めた。
座席もA席だったのであまり期待してなかったけど、2階席の3列目で割と見やすく、ゆったりと座りながらパフォーマンスを堪能。
初めてASKAが歌唱する姿を観て、なんか少年みたいだなと思った。歌っている姿がとてもピュアで清々しくて、観てるこっちが気持ち良くなるような歌い方というか。とても60オーバーには見えない姿だったな。
今回のツアーは「ASKA中級編」と本人もMCで言っていたように、代表曲からチャゲアスの名曲まで、にわかファンでも楽しめる内容になっていてありがたかった。
あと新鮮だったのは、途中休憩タイムがあって客電がついたのだが、ASKAは裏にはけずにそのままステージの上に座ってバンドメンバーと談笑し始めたところ。
普通休憩タイムの時ってアーティストは裏に戻るものだが、彼はそのままステージに残ってバンドメンバーと喋ったりお客さんと会話をしたりと、とってもフレンドリーなムードがあった。
その流れでバンドメンバーの紹介も始まって、後半にいくスタイル。
これは今までありそうでなかったスタイルで、退屈になりがちなバンドメンバーの紹介タイムも、リラックスして聞くことができて、これは他のアーティストも採用したら良いんじゃないかな?とか思いながら観ていた。
そして後半は畳み掛けるようにアップテンポなナンバーが続く。
1曲だけネタバレするが、「YAH YAH YAH」を武道館にいるみんなと拳を突き上げながら歌った瞬間は、なんか感動した。
まさか私が本家の歌う「YAH YAH YAH」を生で聴きながら拳を突き上げる日が来るとは……!と、現実なんだけど現実じゃないような不思議な浮遊感を感じたな。
ずっとテレビの中で歌ってる人というイメージだったので、割と近いところでASKAが有名な曲を歌っている事実が感慨深かった。
彼自身も今日に至るまで色んなことがあったのは周知の通りだし、にわかファンの私でも色んな事情があることは知っている。
でも今日武道館のステージに立って、少年のように堂々と歌っている姿は眩しかった。
チョコを貰うより全然嬉しいプレゼントをありがとう。良いバレンタインデーになったよ。
