20241130
11月最終日。
今月もよく生き、よく遊んだ。
もう毎日ギリギリまで予定を詰め込んでいるので、ぶっちゃけ明日死んでもまぁそれはそれでしょうがないか、と思っている。
そう思えている人生を送れていることに感謝の気持ちが溢れそうだ。
とはいえ、まだまだ年末も年明けてからもライブの予定がどんどん出てくるので、とりあえずはまだ駆け抜けていこうと思う。aikoにも会う予定これからあるし!
そんなこんなで今日も昼間から渋谷でライブ。
今日はさくらホールで『沖縄のウタ拝2024』を観た。
Coccoが歌と踊りで参加するということで、楽しみに会場へ。
『沖縄のウタ拝』を観るのは2022年以来、約2年ぶり。
今回のウタ拝は、前回観た時よりもCoccoの歌がフィーチャーされていて、それが沖縄の映像や三味線に乗って遠くまで響いており、なかなか良い時間を堪能できた。
前回はCoccoがサブ・キャスト的な立ち位置だったように記憶しているが、今回は序盤からセンターにマイクがあり、中央でCoccoが慈悲深い包容力のある歌声を響かせていて、かなり自分好みだった。
なんか前回観た時よりもブラッシュアップされているというか、洗練されているなぁという印象を受けたのだが、その理由が最後に明かされたのだ。
終始MCはなく、途中休憩を挟みつつ淡々と進行していったのだが、2部が終わりアンコールが始まると、主催者の辺土名直子さんが挨拶を初めて。
それにつられてマイクを奪い取るようにして話し出したのは、Coccoだ。
彼女は自身のワンマンライブでもあまり話すことがないので、こういう挨拶も貴重だな、と思って耳をそばだてていたら、スポンサーとか金銭的な面でも、こういった形で『沖縄のウタ拝』を開催するのは、今年が最後だろう、という言葉だった。
Coccoは、2部の踊りが終わったあと、泣き崩れたまま立ち上がれなくなっていた。
その姿にびっくりしつつも、それくらい全身全霊を捧げていたんだなと思っていたのだが、まさかこういった理由もあったからだとは、思わなかった。
これで最後とは言わずに、また来年もやって欲しいとは思うが、色々とあるのだろう。
でも、もし気が変わってまたやるという形になるのなら、私は行く気はありますよ、という意思はここに表示しておこうと思う。
だって素晴らしかったから。開演前から波の音がBGMで流れていて、渋谷にいながら沖縄の風を感じるというか。(なんか言葉にすると陳腐だね)
沖縄の開放的な面と、オスプレイとか戦時中の防空壕などが映し出される現実的な面の両面を2時間で味わえるイベント、そうそうないような気がする。
沖縄には、高校の時の修学旅行でしか行ったことがないのだが、大人になって色んな世界を知った今、改めて沖縄に行ってみたいな、と思う。