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20240814

今日はヴィジュアル系ロックバンド・0.1gの誤算のライブのためにLINE CUBE SHIBUYA(旧・渋谷公会堂)に行ってくる。

ライブばかり行っている私だが、しばらく未開拓だったジャンル、それがヴィジュアル系だった。

昔からアーティスト写真などに目を奪われることはあったが、ライブに行くには敷居が高いな、と思って、敬遠していた。

その敷居を低くしてくれたのが、今日行く0.1gの誤算である。

きっかけはヴォーカル・緑川ゆう氏のやっているYouTubeだ。

このYouTubeの企画がとても面白く、よく観ているうちに、ライブに行きたいなと思い始めていた。

チケットも初心者ゾーンというのが用意されており、格安で購入出来るというのも、ライブに行く背中を押してくれた。


初めて彼らの現場に赴いたのは2024年3月の豊洲PIT公演。

ヴィジュアル系のワンマンライブに行くなんてほぼ初めてだったので、結構緊張していたのだが、そんな緊張は、ライブが始まってすぐに解けて、気がつけば、周りのバンギャ(バンドギャルの略。ヴィジュアル系のライブによくくる女子のこと)たちに混ざって、頭を振っていた。

最後の方は、メンバーがステージに降りて駆けずり回っていて、もうなんでもあり状態のまま気がつけば3時間以上経過しているという、かなり刺激的な経験もできて、これは沼だな、と思った。(私は後ろの初心者ゾーンで大人しく観ていたのだが、ドラムの人がこっちまで来て一緒に戯れる時間があってびっくりするなど)

曲もタイトルは「絶望メンヘラガール」とか「利己的メルヘン症候群」とかいかにもV系っぽいのだが、ノリやすくてキャッチーなサウンドなのがなんともクセになる。

とくに「有害メンヘラドール」は、プリンセス・プリンセスの名曲「Diamonds」を彷彿とさせるリズムで、ポップス好きの血が騒いでしまう。

彼らは普段からよく都内の小さめのキャパのライブハウスで公演をしているのだが、それに行く勇気はまだ流石にないものの、このままハマっていったら私もギャ男(V系を愛する男のファン)になる日も近いかもしれない。

今日のLINE CUBE SHIBUYAは、指定席かつ初心者ゾーンのチケットを買ったので、ゆったり観られそうだが、彼らのことだから何をしでかすのかわからず、ドキドキする。

お盆とはいえ平日公演に17時開演は、なかなか強気だなと思いつつ、これは長丁場になるサインかも、と少し構えながら渋谷に向かっている。

何百本とライブに行っても、慣れてないジャンルのライブは、とても新鮮かつ刺激的で、脳が若返りそうな気がする。

今日はどうなるのだろうか。

彼らが渋公をどんな景色にするのが、非常に楽しみだ。


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