20240922
今日はかなり充実したスケジュールだった。
朝起きた時、ちょっと寝坊したのと小雨が降ってるのもあり、出かけるのを数秒躊躇ったが、迷った時は面倒になりそう方に進め（©︎志磨遼平）という私のモットーに従って、なんとか駅まで自転車を漕いだ。
まず1つ目の目的地は錦糸町。
すみだパークシアター倉で、南極ゴジラという劇団の『バード・バーダー・バーデスト』を観劇した。
行こうと思ったきっかけは、先月渋谷で観た演劇『飽きてから』の時に配られた大量のチラシの中で、ひと際目立って気になったのが、本公演だったからだ。
なんていうか、常にアンテナを張り巡らせていると、チラシをパッと観ただけでも、その作品が自分に語りかけてくる感じがするというか（スピってないけど）、あっ、これは面白いやつだな！というのが直感で分かる。
そして、その直感は的中した。
とはいえ直前まで行こうか行くまいか渋っていたのだが、（会場が駅から徒歩15分以上あるので）、インスタのストーリーとか見てると評判良さげだし、各回ほぼ満席という大盛況ぶりに惹かれて足を運んだ。
いや～めちゃくちゃ面白かった！
確実にチケット代以上の価値はあった。あまり有名なキャストはいないのだが、ストーリーが面白くて、130分一瞬も飽きることなく観劇した。
あまり詳しく内容を言うとネタバレになってしまうのだが、舞台は学校の教室で、生徒たちが全員恐竜というなんともぶっとんだ設定。
そして時代は隕石が衝突して恐竜が絶滅する寸前のお話。
そこで個性豊かな生徒（恐竜）たちが、喧嘩したり部活で一致団結したり冒険したりと、ドタバタ青春劇とでも言おうか。
言葉ではどうも説明しにくいストーリーなので、ぜひ映像化して欲しい気持ち。
とにかく錦糸町まで足を運んで良かったー！と満足して会場を後にした。
道中、スカイツリーがそびえ立っていたのでパシャリ。
観劇後は、映画を観に新宿武蔵野館へ。
今日は『とりつくしま』という小泉今日子が主演の映画を観た。
亡くなった人の魂がキョンキョンの手ほどきによって、無機物に取り憑いて現世を覗けるという変わったストーリーで、なかなか斬新な映画だった。
そのあとは、タワーレコード新宿店に移動して、シンガーソングライター・ヨエコのインストアライブを観た。
ヨエコさんは、元々倉橋ヨエコという名で2000年代前半にメジャーデビューしたミュージシャン。
2008年に廃業（活動休止）宣言して以降、公の場に姿を現すことはなかったが、昨年15年振りに復帰して新作も届けてくれた。
私はその活動休止中に彼女の楽曲に出会ったので、復帰してくれると知った時は嬉しかった。
そんなこともあり、彼女を生で観るのは今日が初めて。
エレベーターが開くと、ちょうど始まるタイミングで我ながら間がいいなと思いながら、インストアライブ会場へIN。
キーボードとコーラスの女性2人とヨエコさんの4人編成で30分ほどの短いステージだったが、彼女の世界観と迫力ある歌声にすっかり魅了されてしまった。
帰りの電車でもヨエコさんの楽曲を聴いているのだが、私が好きになったきっかけの曲｢夜な夜な夜な｣が昨年リアレンジされていて、これがオリジナルを凌駕するくらい素晴らしくて驚いた。
アレンジが思いっきりジャズに寄っていて、めちゃくちゃ私好みなのだ。
他の曲も耳馴染みが良くて、とっても心地良い。
いつかちゃんとワンマンライブにも行きたいな、と思う。
そんなこんなで充実した3連休中日だった。
買い物してから帰ろうかな。
明日はどこで何をしようか。
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