20250111
今日はなんだかやる気が起きなくてぼやーっとしていたのだが、いかんいかん!となんとか元気を出してライブに仕事に勤しんだ。
整体に行って体をほぐしてもらったら眠くなったのだが、今日は15時開演のライブがビルボードライブ東京であるので、乃木坂駅へ向かった。
今日観たのは、吾妻光良&The Swinging Boppersというもう超ベテランのジャンプ・ブルースバンド。
ジャンプ・ブルースというジャンルの音楽は、吾妻さんのおかげで知ることができ、私の新たな音楽の領域を広げてくれた方でもある。
なにより平均年齢60代とかだと思うのだが、自身のエイジングにアンチするどころか、これがジジイの生き様だ!と言わんばかりの自然体なルックスが微笑ましい。
そして世の中や自分に対する皮肉たっぷりの歌詞や、加齢に伴う様々な体の変化を面白おかしくストーリー仕立てで歌詞にしてあるので、もう曲を知らなくても歌詞を聴いてるだけで面白い。
それでいてコミックバンドっぽくならないのは、確かな演奏力があるからだろう。総勢14~15名のおじさん達がめちゃくちゃ格好良い演奏をして轟かせるアンサンブルといったら! 迫力と音量が凄い。
さらに軽快なビートの曲も、しっとり聴かせるバラードの曲もあって、聴く者を飽きさせない。
今日はゲストにEGO-WRAPPIN'が来るということで、早々にチケットはソールドアウト。
私も出遅れたのだが、直前になってキャンセル解放枠のチケットが取れ、最上階の後ろから見下ろすような形で観ていた。
ビルボード系列でいうカジュアルエリアという場所なのだが、このカジュアルエリアだけ、ステージから遠い代わりにワンドリンクが無料でついてくるというサービス付きなのが嬉しい。
遠いといっても会場全体は割とこじんまりとしているし、座ってゆったり観られるので、カジュアルエリアでも全く問題なくライブを楽しめた。
ライブの中盤になるとEGO-WRAPPIN'のお2人が盛大な拍手に迎えられて登場。
そのまま吾妻さんの前作に収録されている「Misty」と最新作から「Boogie-Oogie」を圧巻の歌声で披露。中納のよっちゃんの歌声は、包容力と芯の強さが同居していて聴いていてとても安心できる。今日も抜群の安定感だった。
また、EGO-WRAPPIN'としてビルボードライブのステージに立つのは初めてということで、貴重な初現場も目撃できて得した気分に。
アンコールでは再びエゴの2人が登場して、「L-O-V-E」を披露。
場内が温かいムードに包まれてライブは終了した。
その後は毎週恒例のジャズ喫茶のバイトへ。
今日も割と忙しくて疲労が溜まってしまったが、明日から2日間遠征でライブに行くので、こんなんじゃいかん!と元気を振り絞って帰りの電車に揺られている。
私はまだまだ遊び足りないぞ。