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20241206
なんてこった。
ぽりんが突然旅立ってしまった。
来年の40周年記念ツアーに行こうと思っていた矢先だったから、訃報を目にした時、一瞬時が止まった。
間に合わなかった。
色んな人のライブを観てきて、次は中山美穂かなぁなんて思っていたところだった。
こんなことなら、多少無理してでも9月のライブハウスで行われたライブに行けば良かった。
が、後悔先に立たず。
これも運命だ。
ここ数年知っている芸能人やミュージシャンの訃報が増えてげんなりする。
みんなが通る道なのだろうが、この悲しみに慣れる日は来るのだろうか。
悲しみに追いつかないまま、また次の悲しみがやってくる。
そんないたちごっこに感情は摩耗して、何も感じなくなる日がくるのだろうか。
今は、ただただ虚しい。
民放のニュースでは、訃報を大々的に報じたあと、いつもと変わらぬCMがいつもと変わらぬテンションで放送されていて、なんだかやるせない気持ちになってしまった。
こちらの衝撃なんてお構いなしで、流れ続けるCM。
あぁ多分これずっと後悔するんだろうなぁ、という予感がする。
でもその後悔を持ったまま生きることで、彼女のことを忘れずにいられるのなら、それも一種の弔いの形かもしれない。
しかしもう、何が起こってもおかしくない世の中になってしまったね。
誰がいつ旅立つとか、どこかで戦争が始まるとか、新たな疫病が発生するとか、大きな地震がやってくるとか、備えあれば憂いなしという言葉があるけれど、これじゃあいくら備えても憂うことは避けられないんじゃないか?という気がする。
今はただ、今だけを見つめて、生きていくしかないのだと思う。
話は変わるが、今日はLINE CUBE SHIBUYAで、小山田壮平のライブを観てきた。
毎年恒例の弾き語りツアーの千秋楽。
訃報で揺れ動いた心に、彼の温かくて心のある歌声が響いた。
なんせ序盤3曲がすべてandymori時代の曲だったから。
なんだかんだで、ここ数年は毎年彼のワンマンライブに行く機会に恵まれていて、今夜の席も1階席の真ん中あたりの列で、とっても見やすかった。
みんなが生きてるうちに、またandymoriとして活動して欲しいな。
だって人生は一度きりだもの。
何が起こったっておかしくない世の中だもの。
ポジティブな出来事も起きないかな?と思ってみるよ。
そうそう。MCで彼が上京したときは所沢に住んでいたって言っていて、割と近くに住んでいたんだな、と思った。
彼の歌は歌唱力とは別のベクトルで、歌心がある。彼の声が好きだ。あの少年のような繊細かつ温かい歌声がたまらなく好き。
次はバンドセットのライブに行きたいね。
帰りは神座でおいしいラーメンを食べた。
沢山食べて遊べる私は、まだ大丈夫だ。
これからも生きてゆける。
たとえ悲しみがあったとしても。