20241026
今日は高円寺に行ってきた。
目的は色々とあったのだが、メインはみうらじゅんと樋口真嗣監督のトークショー。
樋口さんは『シン・ゴジラ』の監督として有名だけど、肝心のシン・ゴジラを観ていなかったので、なんか話の内容が分からなかったら嫌だなーと思って、午前中にアマプラで予習がてら観てみた。
結果、まぁ私には怪獣映画は合わないなぁという印象。現代にゴジラが来たら?という設定なので、慌てる官僚たちや常に冷静な人など人間模様が色々だったのは興味深かったけど、スマホいじりながら観てたらあっという間に終わっちゃった、という感じ。
そんなこんなで高円寺へ。
高円寺に来たら毎回必ず寄るのが『バーンイサーン』というタイ料理屋さん。
ここのマッサマンカレーを超えるものを、私は未だに出会ったことがない。
今回もいつもと同じマッサマンカレーとライスを注文し、そうそう!この味だ!と再認識しながらあっという間に平らげてしまった。
店内が狭いのが玉に瑕だけど、味は本当に美味しい。高円寺に住んでたら毎日通ってると思う。
そのあとは文筆家のphaさんがたまに店番をしてるという蟹ブックスに寄ってみた。
こじんまりとした本屋さんだったけど、とてもいい雰囲気だったので、今度時間がある時にゆっくり来ようと思う。
目的はphaさんが書いたZINEだったので、購入して数分で退店し、トークイベント会場へ向かった。
会場は「座・高円寺」というところ。
この時期にみうらじゅんを観に来る時だけ訪れる場所になりつつある。
この土日は高円寺フェスという催しがあって、その一環のトークイベント。
駅前も賑わっていて広場ではプロレス的なことが行われていた。
座席についてびっくり。
まさかの2列目どセンターだった。
チケット発売時間に寝坊して売り切れたーと一旦はなってて、昼ごろ再びアクセスしたらチケットが復活していて、その時に買ったから後ろの方だと思っていたのだが。これは嬉しいサプライズだ。
みうらじゅんは数年に一度は観ているのだが、もう何度観ても面白い(色んな意味で)。
私がサブカルの洗礼を受けたのは間違いなく彼がいたからだし、彼の思想や癖に共感したり新たな発見をしたりと、自分の世界を広げてくれた人だから、もうずっと好きだと思う。
みうらじゅんのトークは本当に面白い、と一言で言えちゃうのが惜しいのだが、なんか狙いを定めて腹の底から笑うというより、ニヤニヤしながら聞いてたら不意打ちでツボに入っちゃう笑いというか。
話のリズムとトーンと音量が絶妙で、永遠に聞いてられそうだった。
そしてスライドショー的な時間もあり、彼の膨大な怪獣スクラップから貴重な切り抜きの写真を観ることができた。
なんの写真か分からないようなものも、彼の解説が入ると、途端に面白くなるからすごい。
最後にはみうらじゅんが脚本に携わったという短編の怪獣映画を観てフィニッシュ。
やっぱり、みうらじゅん最高、サブカル最高と思った満足の夜だった。
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