20241203
遂に明菜をこの目で目撃してしまった。
今でも興奮がとまらない。
肉眼で見えたのは、後ろ姿だけだったが、モニターにでっかく映ったのは、楽しそうに両手を上げながらライブを楽しんでいる明菜の様子。
これまでキョンキョン、聖子ちゃんとライブで観てきて、あとは明菜だな～とかぼんやり思っていたのだが、まぁまだ数年は観られないだろうと諦めていたのだが、まさか、今夜、ね、、。
そう。今日は香取慎吾が様々なゲストを呼ぶライブ（というかフェス）が、国立代々木競技場第一体育館で行われたのだ。
先日リリースされた香取慎吾のアルバム『Circus Funk』に、中森明菜の｢TATTOO｣のカバーを本人とデュエットしたものが収録されたのは、ワイドショーでも放送されていたので、知っている人も多いだろう。
私はたまたまチケットが格安で手に入ったので、行くことにしたのだが。
そりゃ明菜がステージに出てくるサプライズを全く期待してなかったと言えば嘘になるが、まぁ可能性は低いだろうなと思いながら、慎吾ちゃんのパフォーマンスを観ていた。
結果、ステージでデュエットする姿こそ観られなかったものの、ライブ本編の終盤で慎吾ちゃんが｢今日は中森明菜さんが観に来てくれてます！｣と叫び、会場のモニターは客席を映し出した。
そこには、立ち上がり、満面の笑みで手を振る明菜の姿があったのだ。
マジのサプライズに、今日1番でかい声が出てしまった。
私の席からも後ろ姿だけ確認することができ、パッと見とっても、元気そうで良かったなぁとか、勝手に安心した。
もちろん香取慎吾のパフォーマンスも良かった。
なんか、広いはずの国立代々木競技場第一体育館が彼の手にかかれば、庭のような親密さというか、リラックスしている感じがあって、観ていてとても心地よかった。
グループでドーム公演などを何度も経験しているからこその胆力だとも思うが。
ひとしきり歌って踊ったあと、息を切らしてゼェゼェしている姿や、ステージ上で次の段取りを確認している姿とかも、全てを開けっぴろげにしていて、あぁこういう気取らない姿にファンはキュンときているのかもしれないなぁ、と思った。
関係者席には明菜の他にも、吾郎ちゃんも来ていて、ライブの中盤、カメラに抜かれていたが、恥ずかしそうに両手で顔を隠していたのが、らしいなと思ったり。
今夜のゲストは、アルバムにも参加していたSHOW-GO、LEO（from ALI）、Chevon、Night Tempo、村田陽一、在日ファンク、SOIL&“PIMP”SESSIONS、乃紫という豪華メンバー。
このラインナップはほとんど慎吾ちゃんが決めたそうだが、普段からアンテナを張って音楽を聴いていないと揃わないメンツだと思う。
私も知らなかったアーティストもいたりして、こうやって一時代を築いたスターが自身のアルバムにこれからの新人を招いて、フックアップしていく過程が、とっても健康的で良いなと思った。これからもどんどんやって欲しい。
平日の17時開演ということで、もしかしたら3～4時間くらいの長丁場になるのか？と思ったが、2時間ちょっとで終了。
これを書いている今も19時台というのが、ちょっと信じられない。まぁ明日も仕事の私にとってはありがたいが。
そんなこんなで思わぬサプライズに出くわし、ホクホクとした状態で駅へ向かった。
これだからライブに行くことは、やめられないんだよな。
