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20250203

aikoのライブは本当にすごい。

年間150~200本のライブに行ってる私が言うのだから、少しは説得力があるだろう。

今、いちばん凄いライブをしている。

何度aikoのライブに行っても、毎回最高を更新してくる彼女のことがますます好きになり、頭から離れられなくなるのだ。

ライブ中のMCでaikoも言っていたけど、まさにファンとaikoの共依存関係。

ぶっちゃけ、私の中で今いなくなってしまったらいちばん困るのがaikoだ。

へたしたら両親よりaikoがいなくなることの方が怖い。

それくらい私はaikoの楽曲に、人柄に、そしてライブパフォーマンスに依存している。

数えたら今日でaikoのライブに行くのは43回目だ。

43回逢瀬を重ねてもなお、ライブ前は初デートの時のように気持ちが高ぶり、マスクの下の顔はニヤついてしまう自分がいる。

客観的に見ても、どんだけaikoのこと好きなんだよ!とツッコミたくなるが、そうさせてしまう魅力が、いや魔力が彼女にはあるのだ。

そして43回目もあぁ!やっぱりaikoは最高!月曜日からこんな幸せを享受してバチが当たらないかしら!と思ってしまう。


ここからはネタバレに入るので、セットリストとかを知りたくない人はページを閉じて欲しい。




aikoジャンキーなら周知のとおり、彼女は1つのツアーで何パターンものセットリストを用意している。

2日連続同じ会場でライブをする場合、1日目はAセトリ、2日目はBセトリと、ガラッとその曲目が変わるのだ。

さらに今ツアーは年をまたぐので、2025年に入りCセトリとDセトリが新たに登場した。

さらにダブルアンコールは日替わりなので、そのパターン数はもはや数え切れない。

そう。同じセトリの日がほぼ無いのだ。

これがaikoの沼にハマるきっかけの1つだと思う。

私が行かなかったあの日のライブであの曲をやったのか!と悔いたくないので、何本も行ってしまうのだ。

もちろんMCや観客の雰囲気も日によって全然違う。毎回毎回がその日限りの特別なライブということは、わかってもらえただろうか。

さらに今夜は昨年12月に予定していた公演の振替公演だったので、特別感はいつもに増して凄かった。

aikoは最初のMCで「ごめんなさい!」と、自身の風邪でライブを飛ばしてしまったことを謝っていたが、振替になっても来てくれた人たちに対して最大限の愛と感謝を体全体で表現していた。

さらに凄いのが、今回のツアー、本編のセットリストに彼女のいわゆる代表曲ともいえる有名曲が一切入ってないのだ。「カブトムシ」も「ボーイフレンド」も「花火」も「キラキラ」も「milk」も「Kiss Hug」もない。

披露されるのは最新アルバムからの曲や、アルバムの隠れた名曲や、カップリング曲が中心のめちゃくちゃ攻めたセトリなのだ。

自身の代表曲に頼らずに、初めて来たお客さんにも楽しんでもらえるようライブを盛り上げてみせるぞという気概をひしひしと感じた。

もう1つ凄いなと思うのが、バンドメンバーも含めたアドリブ力だ。

いつもならダブルアンコールを数曲やったあと、最後に定番曲「be master of life」をやって終わるのだが、今夜は様子が違った。

急遽もう1曲やることになり、「ストロー」を追加で演奏。aikoの急なアドリブに焦るバンドメンバーを見るのも面白かったが、しっかり応えて形にするところが凄い。

「ストロー」を歌い終えて、いよいよ終了かと思いきや、aikoは「今日は振替公演だし、特別な日にしたい」と、今度はバンドメンバーのアカペラリズムとボイパで「果てしない二人」を歌い始めた。

1番はバンドメンバーも楽器を使わずに口だけでリズムやコーラスを奏で、2番で楽器が入るという巧妙なテクニックを咄嗟にやってのけたのだ。

これには驚いたし、アドリブとは思えない完成度だったな。

2月だというのにサウナ状態のフロアは、「男子」「女子」「そうでない人」が一体となり、たくさんの愛に包まれていた。ここが現代のユートピアなんじゃないか?と思うほど。

終わって時計を見ると22時を回っていた。

でももう疲れを通り越していた私は、そのままグッズ列に並び今年から販売開始になった巾着とパーカーをGET。

月曜日から1週間の体力を使い果たしてしまったような気がするが、心のゲージは満タンなのでいけそうな気がする。 

aikoと一緒ならどこまでだって行ける。

そう思った夜だった。


aiko、いつか一緒にMステ出ようね!




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