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20250124

本当に素晴らしかった。

1月にして今年のベストライブが決まってしまったかもしれない。

ライブを観て久しぶりに涙がこらえきれなくなってしまった。

今日は埼玉県は越谷にあるホール・サンシティ越谷に初めて足を運び、くるりのツアー初日を見届けた。

今回のツアーは弦楽四重奏(カルテット)とコラボして歌うとのことだったので、これは私の好きな曲をいっぱいやってくれるかも!と直感がビビッと働き、FCに入って初日と千秋楽のチケットを確保したのだ。

くるりは年代によって様々な曲を世に提示してきた多彩なアーティストであることは、言わずもがなだろう。

人によって好きなくるりも千差万別なはず。

ロックンロール炸裂!みたいなくるりも嫌いではないけれど、私がリアルタイムで彼らの音楽を聴き出したのは、アルバム『ワルツを踊れ』だったので、ストリングスとコラボするくるりが大好物なのだ。

だいぶ前になるけれど、『ワルツを踊れ』の再現ライブ『NOW AND 弦』をオーチャードホールで観た時は、めちゃくちゃ感激したことを今でも覚えている。

今回はその時と全く同じではないにしろ、カルテットがいるので『ワルツを踊れ』から沢山歌ってくれるのではないか?と予想していた。



ここからはネタバレになるので、見たくない人は注意!




『ワルツを踊れ』から沢山やるという予想は、見事的中した。

私の大好きなくるりが、そこにはいたのだ。

ツアーのタイトルが『Quruli Voyage』ということだったので、まさに音楽で世界旅行をくるりとしようじゃないか!というコンセプトのもと、セットリストが組まれたそうで、様々な国名が連呼されるあの曲や、異国情緒の溢れるあの曲も惜しげなく披露してくれた。

越谷にいながら世界旅行をした気分になるなんて、こんな事言うのもなんだが、埼玉県民からしてみたら世界一コスパとタイパの良い旅行である。

もちろん『ワルツを踊れ』収録曲以外にも、初期の隠れた名曲や、代表曲も披露してくれた。(ここ数年の新しめの曲は少なかったかな)

とくに私がくるりに心酔していた2008年~2014年くらいにリリースされた曲を中心にボンボン立て続けに披露してくれるものだから、もう私得の極みというか。

後半で『ブレーメン』をやってくれた時は、あまりのメロディの美しさとカルテットの壮大な音色に感動して、目から涙が溢れ出して止まらなかった。

ステージのセットも、星降る夜空の下にメンバーがいるような感じで、とっても綺麗だったな。


3月の千秋楽に向けてライブがどう進化していくのか、今から楽しみで仕方ない。

贅沢で芳醇で素敵な夜をありがとう。

私は、くるりの音楽を心の底から好きでいる自分のことが、誇らしいよ。色んな人に自慢したいくらい。


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