希死念慮さん、こんにちは。今日も死にたいと思わせてくれるお仕事、ご苦労様です。でも嬉しいです。そばにいるのは希死念慮さんだけで、私のまわりにはすっかり何も誰もいないので。とても幸福ですよ。死にたいだけで。希死念慮さん、私はあなたのおかげでとても死にたい夜を繰り返しています。色々考えてしまいます。死に方を。これから先を生きる理由を。希死念慮さんは私が好きですか。だから離れてくれないのでしょうか。それともそういうお仕事なんでしょうか。こんなに一緒だからわたしあなたがいない生活、も
自分が嫌いだ。 幼い頃からずっとずっと。 自分に自信がない。 なぜなら自分が嫌いだからだ。 自分の事を許せない。 なぜなら自分が嫌いだからだ。 自分の事が憎い。 なぜなら自分の事が嫌いだからだ。 何も持っていなかった。頭が良いわけではなく、勉強も運動も、ダメだった。 何の才能も持ち合わせていなかった。 そんな自分が大嫌いだった。 嫌いな人間を見返すことすらできない自分が大嫌いだった。 大人になっても、なにも変わらない。 そんな自分が大嫌いだ。
今日は何も考えられない。ぼーっとする。おかしくなる。転職活動が滞っている。うつだとは言えない。新しい仕事に就けたとして私はまともに新しい事を覚えられるのだろうか。頭の中が真っ白だ。崩壊していく、少しずつだけれどとても明確に。借金も返さなければ、いつまでも楔になる。せめてもう少し、睡眠時間を削っても平気な体であればよかったのだが。
記憶することが得意だった。人よりも秀でていた。何もない私の唯一の才能だった。 見たものを一瞬で記憶する。見る時間が短いほど集中力が上がるので、精度も高まる。 なので暗記科目は得意だった。基本的には一夜漬けで良かった。 しかし小さな頃から私の意識には大きな欠落があった。 何かを連続で続けている時、ふと、自分が何をしていたのか、自分が何故ここにいるのか、何もかもが分からなくなってしまうのだ。 この話は、親にもしていない。 その時間は薄い膜に覆われたように意識が浮遊し、何もかも
酒を飲んでいる人がうらやましかった。うらやましかったから酒を飲んでいる。 僅かな眠気、それしか感じない。味を美味しいとかは思わない。 ただ酒を飲んで、浮かれているような人になりたかったから、飲んでいる。 なりたかったから。 なれない。 なれない。くるしいな、くるしい。 生きているのがくるしい。
心が真っ黒だ。頭は真っ白だ。今はなにもなにも考えたくない。 死にたいことだけ考えている。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
何かに依存したことはあるだろうか。 酒、金、恋人、友人、ギャンブル 私はこのどれでもない。 小学校低学年の頃から、自慰行為依存症である。 きっかけはなんだっただろう、思い出せない。 もう15年以上も依存している。原因は分かりきっているので割愛する。 頬杖をつき続けると顎が歪む事は有名だと思うが、私の生殖器は歪んでいる。 ぱっと見では分からないが、よく見ると明らかに、左右非対称。 それほどまでに依存している。 こんな話は精神科の担当医にもしていない。 できるわけがない
同じ人間から10年以上罵倒され続けたことはあるだろうか。 朝起きる、母に頼まれてきょうだいを起こしに行く、起きない。もう一度声をかける、肩を揺する。 起きて第一声「服を持ってこい」 学校に行く、きょうだいと同じ学年の人間から声をかけられる。それは好奇心だけの純粋なものだが、その頃の私には苦痛であった。 きょうだいがその近くにいるときは「こっちを見るなキモい」と罵声が飛んでくる。 きょうだいが卒業した。 だが、家には居る。 家には居る。 これは怪物なのだ。 怒
うつ病と診断されて2年が経過しようとしている。 貧困である、家族には頼れないので入院は断った。 月に一回の通院と服薬の日々を過ごす中で、希死念慮が常にそばにいるわけではない事に気が付いた。 ここで私自身の持つ希死念慮について書こう。私の場合は「死にたい」「消えたい」「殺されたい」「自殺の方法を考える」「死の感覚を考える」これらが主なパートナーだ。 この迷惑なパートナー達は常にそばにいるわけではない。ただ引き金になるトリガーはすっかり壊れてしまっている。 「それはちがいます