背景だけは綺麗なアニメ感想 ~バースデー・ワンダーランド~
◇内容◇
自分に自信のないアカネは誕生日の前日、突如現れた謎の錬金術師ヒポクラテスと弟子のピポから世界を救ってほしいと言われ、骨董(こっとう)屋の地下室からつながるワンダーランドへ連れ出される(引用)
◇一見目を引く作風だが…◇
西洋風のファンタジー感ある部屋は外の背景、加えて有名なロシアのイラストレーターのイリヤ・クブシノブ氏が
ビジュアルを手掛けているということで、海外っぽさのあるアニメとなっている。ただし学校内や街、土手は普通に日本の風景
日本のアニメにはないテイストの絵柄だが登場人物は日本人。作画は綺麗めでありガラス細工や模様や様々な背景に力が入っている。
開始早速、小学生とは言えない声のキャストと、ヘアピンごときでぎゃあぎゃあ騒ぐ女子がウザくてうんざりとする。
背景は色鮮やかで雪が降り積もっていたり、川が流れているため世界に色が失われ水不足なようだがあまりそうした様子が感じられない。
世界の危機だが緊迫感がなくひつじの上でのんびりと寝いていおり主人公がただの少女だが、それでいてどのように活躍すのだろうか?
あちこち車に乗ってドライブをしているがアカネたちが活躍することはなく
マジであちこち観光しているだけであり最後に王子をササっと説得するだけである。
ストーリーの展開も抑揚が乏しく、目を引く綺麗な背景以外は特に見どころはなく
これならストーリー性をほぼほぼ切り捨てていきなり異世界に連れてこられたかと思いきや
あちこち綺麗な景色を見ながらドライブをして最後に気が付くと夢から覚めて終わる…
といった内容で5~10分程度のアニメでも良かったといえそうだ。