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群れラジオ5/31 会社の評価制度に納得いかないとき
今回は群れラジオの始まるちょっと前から群れ研チャンネルが評価制度について盛り上がっていました。発端は以下のツイート。
それナムコで導入されたとき、出来ると評価される仕事(大ヒットゲームの続編など)にみんな群がるわ、若手社員の育成に回ってたベテランが低評価されて退社するわ、地味な仕事であるバグ取りをおろそかにした結果バグ満載のゲームをお出しするわ、とデメリットしかないことが判明したという。 https://t.co/wyINzOUkT4
— わいるどうぃりぃ (@wildwilly888) May 30, 2022
年功序列よりも成果主義の方がいい、とみんな思っていろんな企業が導入してますけど、成果では測れない仕事がどんどん切り捨てられて結果的に組織がダメになっていくよね、という話。
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こうした話の流れを受けて、今回の群れラジオでは評価について考えることにしました。
群れ研究員の考える評価制度
ゲスト研究員の方から「頼んでもいないのに時給を上げられて、仕事が増えたりスピードを要求されたり厳しく指示されるようになって、全然嬉しくない」というコメントがありました。
お給料って「嫌なことをする対価として支払われる」という価値観を持つ人も多いですよね。きっとこのゲスト研究員の上司も、たくさん給料払えば嫌なことをさせてもいい、みたいに思ったのでしょう。
逆に、自分より給料の高い人が明らかに自分より仕事していない場合、すごくストレスがたまって納得できない気持ちになりますね。若い社員が社長に向かって「全然仕事ができないシニア社員が高い給料をもらっているのは納得できません!」と直訴していたという話もありました。
でも、資本論にも書いてありましたが、私たちは仕事の内容に対してお金をもらってるわけじゃなくて、労働力を売ってお金をもらっているだけなので、出来栄えに対する対価だと思っちゃいけないんですよね、本来。成果主義っていうのも会社が成果だと思ったものに対価を上乗せしますよという主観的なものなので、労働者は「平等に自分の成果は評価されるべきだ」なんて思うのもおこがましいんですね。
根回しすると給料上がる組織なら根回しスキルをあげろ。評価制度も含めて群れなのだから、評価制度が気に入らないなら別の群れを探せ。
会社(群れ)の目標について
理想論をいうと、会社の目標にみんなが納得していれば、その大きな目標に対して自分がどれだけ貢献したかもわかってきて、自然と評価についても納得できるはずです。会社には生存目的があって、それを達成するために従業員が雇われているので、従業員の満足は二の次なんです。
最近は、人材が最大の資産だといった風潮もあり、従業員を大事にする会社も増えていますが、それだって会社の本当の大目標の達成手段の一つでしかないんです。
もちろん私たち従業員は、自分の幸せが第一だし、そのためにたくさんお給料をもらいたいから、そういう主張をするのももっともなことです。自分に不利な評価制度であれば文句を言いって自分に有利な状況に持っていこうとします。そこで会社と折り合いがつくかどうか、それは会社と自分の関係性次第でしょうか。
たとえばサイボウズ社は、自分の評価を自分で決める、みたいな制度を導入して自律的に機能している先進的な会社として知られています。日本におけるティール組織の代表みたいな感じですね。
こういう働き方ができる人は、そこに行けばいい。でも大半の人は、自分でやりたいことを宣言するなんてできなくて、ただ上から言われたことに従ってこなすだけ、大きな会社にぶら下がって生きたいです、って思っているのではないでしょうか。
そういう人が多いから、サイボウズみたいな制度が普及するのではなく、従来の年功序列みたいな制度が今でも世の中で覇権を握ってるわけで。
世の中にはいろんな人事制度がありますが、人事部がどんなに先進的な仕組みを導入しても、現場がそれについていけず、結局従来通りの主観的な評価をしている、ということも多いです。
さらには、評価する側だって、他人を評価してその責任を取るなんて嫌がっていることが分かってきました。そう、評価する人だって、大きな会社にぶら下がっていたいだけの典型的な日本人ですから。
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クソみたいな会社で生きていく術
結局みんな、どんな評価制度を用意したって文句ばっかり噴出するわけです。満足している人は何も言わないですけど不満な人は必ず文句を言いますからね。みんな自分が他者に優越したいという願いを持っていたら、それを平等に叶えることはできないんです。誰もが納得する神様みたいな評価なんて存在しないんです。
そう、神様がいないからつらいんです。
神様がいれば、全部OKになるんです。
自分が信じる神様のために働くことは、何も苦ではないんです。自分で生きていると思っているからつらいんです。神様のために生きていれば、全ての労働が尊くなるんです。
昭和の時代は、会社が宗教も兼ねていました。死に物狂いで働けば、それだけ儲かって幸せになれるという資本主義の夢を与えてくれていました。でも今は経営者にカリスマを感じることはありません。たまに「カリスマ経営者」と呼ばれる人はいますが、それは「なんか凄腕の経営者」というだけで、従業員が経営者に陶酔して自己喪失して身も心も捧げるようなヒトラーのようなカリスマ性を持つ経営者ではないと思います。
そうやって自分の神様を見つけられないでいると、新興宗教にハマったり、マルチ商法にハマったりしてしまうのです。現代の私たちに足りないのは、神様なんです。カリスマなんです。
神様がいれば、会社でどんなブラックな内容の研修をさせられたって、乗り越えられるんです。みんなも自分の神様を見つけてください!
そして改めて....
— 岩田 陽葵 (@haruki_iwata) April 3, 2022
本日4月3日、誕生日を迎えました🌸
皆のお陰で毎日とっても幸せなので
私も周りにいてくれる人たちに
沢山の愛をお返しできるような
そんな人間を目指して27歳も頑張ります☺︎
私らしく、楽しむぞー♪
皆いつも本当にありがとう!!!#岩田陽葵生誕祭2022 #岩田陽葵誕生祭2022 pic.twitter.com/bSA4LDURYf
かわいいですね