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「悪口」から群れを考える【新・群れラジオ#31】

こんばんは。今回のラジオはいつもまとめ記事を作成してくれている研究員さんがほとんど参加できなかったため、代理で所長がお届けします!とはいえ、いつもの研究員さんのように全体を網羅することは不可能だったため、ラジオの中でなされた議論から一部を抜粋してご紹介したいと思います!

(いや〜まとめるのってすごく大変なんですね!文字起こしデータを確認して一瞬で諦めました★まとめてくれる研究員さん、いつもありがとうございます。ほんとに。)

今回の内容は、ラジオに飛び入り参加していただいたふくろうねこさんと一緒に、群れにおける「悪口」について考えてみたものとなります。


🦉:ふくろうねこさん(ゲスト)
👨‍⚕:らるさん(群れ研究員)
🐟:たっくん(群れ研究員)

🦉:一個質問なんですけど。友人たち(4,5人)と一緒にいて、誰かが誰かの悪口を言ってるとするじゃないですか。で、その悪口を言われてる人がそこの輪に入ってくると、それがなかったかのように過ごす。

👨‍⚕:ありますね。

🦉:そういう時に、さっきまで悪口言ってた人が、普通に仲良くしてるのを見ると、え・・・ってなっちゃう。最近はそういうことに関わってないけど、そういう場面ってわりとある気がして。

🐟:ありますよね。会社とかすげえ多いと思いますけど。

👨‍⚕:会社多いでしょうね。うん。何かどっちかというと女社会に多そうな話でもあります。

🐟:そうですね。会社では、自分は好きじゃなくても付き合わなきゃいけないので、男でも関係なくそういうことが発生しますね。課長何言ってんだみたいなね。

🦉:そういう時にわりとストレスかかるかもしれないですねえ。「嘘ついてる?みんな」みたいな笑 見方を何か変えれば、もしかしたら平気なのかもしれないですね。

👨‍⚕:うん。そういうもんだとしか言いようがないですよね。うまくやっていくというか、聞いても別に言ったりする必要はないんですよ。だって面倒くさいじゃないですか。だから、わざわざ目の前では言わないんですよね。「仲良くしてる」までいっちゃうと、完全に演技の世界に入っちゃうんで、どっちがいいだとか分かんないですけどね。その陰口、たたいてた方がいいものだったのか。

🐟:まずはその内容が過激かどうかにもよりますよね。本当にえぐい悪口言う人いるじゃないですか。おいおい言うねえみたいな笑 そういうのだとね、結構仲間に加わるのって勇気いるなって思いますけど。

🦉:でも、そこで、例えばですけど、悪口言われてる人をかばったりするとして、それって今度は私が敵視されるみたいな恐れがあるわけじゃないですか。だから、やっぱ流すしかないんですかね。そういうのは。

🐟:僕の場合は、もうその会話が始まった時点で、その群れにいる限り「俺もこういうこと言われてるんだ」っていう覚悟をすることが多いかな。こういう場なんだ。みたいなね。ちょっとたちの悪いカラオケみたいなイメージだと思うんですけど。でも、やっぱり、一緒になって悪口を言うかどうかで言うと、僕はどっちかっていうと悪口じゃない程度のいじりとかふざけとかで、何とか逃げるっていうのが多いかもしれないですね。

🦉:いじりっていうのは言われてる人ですか。言ってる人ですか。

🐟:誰かが悪口言うじゃないですか。それを面白おかしく変換してあげる。つまり、その人が言ってる悪口を悪口じゃなくしてあげるみたいな。そうすることが多い。で、何かハハハって言ってる間に、逃げられるみたいな。それが多いかな。

🦉:それってストレスかからないですか。

🐟:そうですね、友達とかだったら僕は抜けちゃうかもしれないですね。会社だったらやるけど。

🦉:そうですね。それで抜けてきました、私は。でも、どこ行ってもそうなんかなとも思うし。

🐟:難しいですよね。男性だからこの程度で救われてるっていう可能性もあるから、何とも言えない。あとは、悪口は別にもう本人に言ってもいい程度の悪口しか言わないとかね。

🦉:私も一応中学生ぐらいからそういう悪口の怖さを学んだんで、それ以降はうまく変換しようとしたりとか、あんまり関わらないようにっていうのは意識してきたんですけど・・・

👨‍⚕:すっごいストレスだったんでしょうか。

🦉:悪口が発生してる時点でストレスを感じます。

🐟:「また悪口の時間が来たよ・・・」みたいな。

👨‍⚕:悪口言ってる人はその悪口の対象の評価を下げたいのであって。自分の評価を下げたいわけじゃないんでしょうけど、実際は言うと本人の評価下がるんで、やめた方がいいですよって話を今日noteに書いたんですけど。

🦉:でもね、きっとそういう人ほど意外とこう、ボス的な立場にいたりとかするから。私は悪口を言いまくってる人を見たら好ましくないって思ってしまうんで、多分それが態度に出ちゃうのかもしれないんですね。

👨‍⚕:なるほどね。いいんじゃないですかそれで。

🦉:いいんですかね?それで。

🐟:これっていわゆる友的理論ですよね。悪口を言う人・・・ボスっていうのは、その群れの中での善と悪っていうのを提示してるわけですよね。だから悪口を言う対象っていうのは、群れでは受け入れられない存在ってことで。例えば課長が悪いとかって言うのは部下のグループだったり。悪口言う相手って、他の部門とか、上司と部下とか、対立する構造であることが多いと思うんですよね。

🦉:そうかも。

🐟:「ホント上司って分かってない」って悪口を言うのって、その部下同士の時だけじゃないですか。その群れ(ここでは部下同士)の中にある上司像っていうのに合ってるか合わないかで悪口を言ってたり。その場の善と悪の提示に対して賛同するか、つまり私は同じ群れの人間ですって言うか、去っていくかだと思うんです。だから僕は友達関係ならば、その悪口が辛い群れだったら離れた方がいいと思うし、逆に居心地いい群れだとすると、何やかんやで同じ価値観の中で悪口って言うと思うんですよね。

🦉:確かに。同じ価値観。

🐟:だから、離れたくなるってことはやっぱ合わない。悪口言うこと自体が良い・悪いじゃない気がする。

🦉:なるほど。確かに。そうですね。自分にとって都合がいいか。悪いか。みたいな感じですよね。

🐟:うん、そう。居心地いい群れっていうのは悪口に正当性を感じるはずなんですよね。

🦉:そうですよね。だって、逆に私を敵視してたボスがいて、そのボスのことは悪口言ってましたもん私。

🐟:そうだと思いますね。なので、友達の群れだといいんじゃないですかね。離れちゃっても。


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