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ノストラダムスの大予言をガチで信じてた少年時代

1999年7の月、空から恐怖の大王が降りてくる

という予言が1990年辺りから妙に流行りだしてた。

ノストラダムスは16世紀のフランス医師で、ペストの治療に尽力してたそう。

そんなノストラダムスがなんでそんな怖いこと言ってたかというと、

1550年頃から占星術師としての執筆活動も始め、代表作『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』などを著し、当時大いにもてはやされたそう。

まさに医師と預言者の二刀流。

あの予言に関しては、

占星術やってるだけにガチで星の周期とか考えた上で発言したかもしれない。

あるいは

『500年後のこと、ちょっと大袈裟にいっちゃてもいいよねー』

みたいなノリで言ったのかもしれない。


理由はどうあれ、彼の言葉は当時小学3年だった自分には、恐怖でしかなかった。

『恐怖の大王ってドラクエのラスボスみたいな感じかな?』

ドラクエにハマってた当時のおむらいす。(9才)

『1999年なら高2だから、ワンチャン逃げきれそう』

高校生になれば身体能力もあがると思い込んでた当時のおむらいす。(9才)

『空から大王が降りた途端、レーザーかなんかで狙ってくるのかな』

特撮にハマってた当時のおむらいす。(9才)

そんなことが当時の自分の脳裏をぐるぐるよぎっていた。

1999年7月になり、高校2年の夏。

夏休みをエンジョイするとともに、水泳部としてプールで泳いでいた。

ノストラダムスより夏休み。

ノストラダムスより水泳。

ノストラダムスより浜崎あゆみ。

というくらい、ノストラダムスの予言はどーでも良くなってた。

そんなんしてたら、いつの間にか8月を迎えてた。

あの恐怖に怯えてた日々を返してほしい。

もう今後、へんちくりんな予言があっても信じることはないと思った。

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