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肌寒い日に蘇った記憶。

今日の天気は曇りでいつもより肌寒かった。

外出た瞬間に、

「寒っ!!」

と思ったと同時に、3年位前に鹿児島の桜島に行った時のことが急に頭によぎった。

その時は雨が降っていたものの、今日みたいに肌寒い日だった。

気候で昔のことを思い出してしまったみたい。

こんな経験、ほかの人もしてるんかな~って思って調べてみたら、けっこういたぽい。

というか、前に『ホンマでっか!TV』で

人は過去に撮った写真を見るなど目で懐かしむよりも、匂いで懐かしむほうが数倍高い

心理学の植木理恵先生がおっしゃられた言葉

と言っていたのを思い出した。その時気候のことを言っていたかは覚えてないが・・・。

調べてみると、これは『プルースト効果』と呼ばれるものらしい。

プルースト効果:香りを嗅ぐことにより、その時の記憶や感情が蘇ること。

プロモツール株式会社HPより。

読んだことないが「失われた時を求めて」という小説の中にもマドレーヌが焼けた匂いから幼少を思い出すという一説もあるそうな。

1913年から27年にかけて書かれた小説らしいので、

つまりその頃には既にそういう風に思っている人はいたっぽい。

写真とか目で見るほうが懐かしいって感じるものだと思ったが、香りのほうがより昔を懐かしむって人間のからだってつくづく不思議。

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