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「テセウスの船」と聞いて

真っ先に浮かぶのは、最愛のバンドAzymuth

Azymuthというブラジル発の3人編成(キーボード+ドラム+ベース)バンドの30年あまりの大ファンなのですが、2012年7月にキーボーディストが、2023年4月にドラマーが亡くなりました。
インスタのこの投稿でドラマーのイヴァンさんが亡くなったのを知りました。ポルトガル語が読めないのでこの写真から「え、え、もしかして!?」と思って翻訳かけてやっと事態を把握しましたね。しばらく呆然としてました。

オリジナルメンバー。左からJosé Roberto Bertrami(Key)、Ivan「Mamão」Conti(Drums)、Alex Malheiros(Bass)
※写真はこちらよりお借りしました。

▼キーボーディスト・ホセさんのローズピアノの音はアジムスのトレードマーク。

「これでベーシストが居なくなったらオリジナルメンバーは消滅か。それってAzymuthって言えるのかな...」
とふと思ったことがあります。

新しく加入したキーボーディストは、ライブで過去の曲ばかり弾く訳ですよ。彼が加入後一枚新しいアルバムが出ましたが、過去の曲のほうが膨大な数なので仕方ないのでしょう。

「正直コピーバンドやってるみたいな状態だけど、彼は内心どんな思いで弾いてるんだろう」
なんて余計なお世話ながら考えてしまいました。

▼最愛のアジムス・ナンバー『Dear Limmertz』

違〜う!(Azymuthのキーボードの音は)そうじゃない!」みたいなことを言われたこともあるのではないだろうか、というのは想像に堅くないですね。

これでベーシストも居なくなったら、彼はやはりAzymuthとして音を継承していくのか、それとももうすっぱり終止符を打つのであろうか。

「中の人の想い」、これが重要なポイントのようです。

Azymuthは急遽ドラマーを招き、2023年夏にツアー敢行しました。Azymuthの魂は今も受け継がれています。

▼2024年のサンパウロにて!