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猫はひだまりの天使ですので

今日、急激に気温が下がりましたね。朝起きて「さむっ!」と思い、いよいよ冬が近づいているのを実感しました。
夏の暑さが好きで寒さが耐えがたい人間なのでこの時期は結構厳しい。寒くもなく暑くもなくな秋はどこに行ったのか。

猫はよく「ルーツが砂漠だから暑いのは平気」と言われていて、実際「水さえ飲めれば」暑さは結構耐えられるようです。
では寒さはどうか?

雪の積もった日、野良猫が雪の中で遊んでいる光景をちょくちょく目にしました。

「猫はこたつで〜」と言われるくらい寒いのは苦手だと思うのですが、意外と雪は平気のようにも見えます。あの冷たくもふわふわの感触が悪くないのでしょうか。寒いの通り越して腹くくってるのかもしれないですけどね。

もう25年くらい前になるでしょうか。
ある冬の日、いつも通っていた環八通りの歩道脇の植え込みに、恐らく行き倒れであろう黒猫の亡骸があり、体にうっすら雪が積もっていました。
今にも起きてきそうな、でも明らかに息絶えている綺麗な亡骸。
この世界でどんな思いで生きてきたのだろう。優しい人に出会えたのかな?おいしいものは食べられたのかな?最後には何が見えていたのだろう?というのが瞬時に頭を駆け巡りました。
今でも時々思い出します。